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都会のデートは性に合わない。

初めて付き合った高校生時代から思っていた、周りと同じように私は都会に出て華やかなデートをすることが性に合わない。

都会に出るとキラキラとしたビルに囲まれて、最先端の娯楽施設やファッションなどが見渡す限りにありふれている。学生ならそういった輝かしいものに気を惹かれるだろうが、私は息苦しかった。

なぜこんなにも1つの場所に窮屈に敷き詰められて、人がたくさん集まっていることに違和感と空気の薄さを感じる。だが周りがそういう場所を欲しているから、合わせて都会に積極的に足を運ぶが、決まってバタンキュー。

友人にも彼女にも街のあらゆるものに対して気疲れが半端なく体を苦しめ、ついていけなかった。

じゃあ私はどこが落ち着いたかというと、自然がある山間部や海岸沿いが私にはとても自然に過ごせる場所であった。でも若者は中々そういうところには興味を持たない。

興味を示さないし、何も楽しめないと言われそうで怖かったからデートや友人との時間は足を運べなかった。今は彼女や友人が居ないから気兼ねなく自然にありふれた場所に行っている。

金銭的にも社会事情的にも厳しいけど、世界の絶景を見れる場所に行ってみたいという希望は持っている。特に何かをするわけではないが、自分の目で自然が作る綺麗な景色を見て後悔なく生を全うしたい。

綺麗な場所に自分の体が戻ってくれたら本望である。最後はそこの土になって、綺麗な景色の栄養になれたら幸せだ。

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