見出し画像

精神の回復薬は、“マンガ”だった。

パニック障害などの精神疾患を患ってから、毎日専門書などを読んで病気を治そうとしていた。だがこの病気になっていると、文字や言葉が頭に入ってこなくなる。

だから病気を勉強をしていても、内容が全く入ってこずとても苦戦していた。その時助けられたのは、専門書ではなく“マンガ”で、言葉と絵が自然と入ってくるし、非日常の世界がとても楽しかった。

それからしばらくは、専門書を軽く読みつつマンガも楽しむような毎日を過ごしていた。最初はマンガを読んでいて良いのかと罪悪感を抱いていたが、脳がリフレッシュされるなら薬になると思い読み耽っていた。

マンガと聞くとどうしても娯楽でくだらないと思う方が多いと思うが、精神を病んでいる方はマンガを読むことで、色んな世界観を吸収して狭かった視野が広まると思う。

視野が広がっていくと、今の自分は極限に狭い視野の中で生きていることに気付かされ、もっと世界は広いことに気付く。そしてマンガを読むにつれて、回復した後は嗜好品として自分の楽しみとして残る。

マンガは買ってしまえば何回でも読めてしまうので、リフレッシュしたいときや空き時間がある時は手が伸ばしやすい。とても便利な品物であるから、専門書や小説なども大切だが、マンガも忘れないでほしい。

ちょっとした気持ちで手を伸ばしたものが、人生に大きく関わってくれるものになるかもしれません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?