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本一冊、カリブ海リゾートの非日常を満喫【第309回 読書会開催レポート】

 相次ぐ緊急事態宣言で国内旅行でさえも自粛ムードの中、「海外旅行って縁遠くなったなぁ」と感じている方が大多数ではないでしょうか。
 せっかくの夏休み期間ラスト、実際に海外旅行に行けないのなら、「読書会で自宅にいながら、海外旅行気分を味わってみよう♪」ということで、一冊の紀行文を課題本に読書会を開催してみました。

 新型コロナウィルス大流行の影響で、日本の海外旅行がどれだけ打撃を受けているのか、次の2つの記事のグラフで良くわかります。1つ目はアウトバンド、2つ目がインバウンドについての記事です。

 現在、海外旅行者数は1969年頃(学生運動最盛期)と同水準にまで落ち込んでいるようです。
 “むかしむかし、ジャンボ機が日本の空にいなかった頃、海外旅行する日本人は50万人もいなかった……あれから50年、また日本人は50万人未満の海外旅行者からやり直すことになった……” って、ところかな。

 逆にいうと、この状況下でしっかり対策して海外旅行に出かければ、希少性の高い非日常を体験できるのかも知れませんねぇ。

 そんなリスキーな選択をしなくても、読書会だけで海外旅行気分を味わうことができます。

 今回は『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』を課題本に、「あなたにとって海外旅行とは?」「あなにとって一人旅とは?」を裏テーマに参加者どおしで対話頂きました。

 参加者の皆さんには、キューバ編を中心に読書・対話してもらいたい思い、読書会スライドに貼るキューバ写真をネットから漁りました。その景色はまさに「ピンク、ターコイズブルー、エメラルドグリーン」です♪

 ぼくも、1CUCコイン握りしめてラ・ボデギータを訪れて、ヘミングウェイ片手にモヒートを煽ってみたい!!
 そんな、浮かれた気分で開催した読書会でした。直前に「ワンハリ」を観てた影響が大きいのですが… (^o^;

 「旅行するなら、旅行先が舞台の本を旅行前・旅行中に読んでみよう!」これが、ぼくの伝えたかった言葉です。

 好評だったので、『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』の読書会はまた開催したいと思います!!

みなさんの参加目的

・みんなの海外旅行に行きたい欲求・一人旅欲求を感化したい
・キューバに行けた気分になって元気になりたい
・旅行に行った気分、次の旅行に行くぞといった気分になりたい
・擬似海外旅行体験をしたい
・海外旅行に行った気分で、気分爽快な気持ちになりたい
・皆さんの旅行についての話を聞きながら、対話をしたい
・読書会自体初めて参加するので、「一人読書」とはどう違うのか?を体験したい
・旅先で朝ごはん食べに行くような気持ちになりたい
・ささやかな楽しみを追求する気持ちになりたい
・キューバの魅力を知りたい
・旅にでる目的が何だったのか知りたい
・芸人として人生として大切にしてるものが何なのか知りたい
・思い掛けないハプニングも楽しみたい
・わくわく、新鮮な気持ちを得たい

課題本

気づき・小さな一歩

・行ったことのない国の話題が出て面白かった
・一人旅、海外旅行の計画として台湾について調べる
・知らないことに触れることの大切さに気づいた
・海外旅行に行きたいと思った
・著者は柔軟な発想をする人だと気づいた
・自分の視野を広げるために、紀行文や徒然草を読み、海外旅行もしてみたい
・日常と無関係の空間を過ごす時間の大切さに気づくとともに今の環境でもできることを探したいと思った
・自分が勝手に忙しく過ごしていることに気づいた。ヘミングウェイの「老人と海」を読みたい
・日本の成長過程を俯瞰したように思う。日本の近代史を読み見直す
・プロセスをカットしている
・あえてプロセスを作りにいく
・プログラムのPHPの教本をもう一度読む
・旅は余白の時間ができる
・また旅に出たい
・海外旅行すると、日本がいかに安全な国であるかがわかる
・まだまだ達成してないことがたくさんある。自分は何を貢献できるかを問うきっかけになった
・日常風景も他人の視点を借りれば、非日常を味わうことができる
・海外の映像を楽しみたい
・休暇モードで読書会を楽しめた

次回の予定

・9/5(日) 5:30-6:45
【座右の書で1カ月を振り返る】

・9/8(水) 5:30-6:45
【やみ鍋読書会 第5回(Sound Only)】


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