見出し画像

Bonfire Design #5 メモ

こちらのイベントに参加してきたのでシンプルな備忘録を書きました。


『ライブ配信コンテンツ「ワイキュー」でやったこと』

最初、ターゲットユーザーが明確にならなかったので社内でイベントを開いてプロダクトで遊んでもらって検証した。
イベントは盛り上がり、明確にならないターゲットであっても、参加してもらうための工夫を考えることができた。

デザインの進め方としては、粒度の荒いラフの段階から常にチームに共有したことでエンジニアなどが合意している状態を作れていたので大きな巻き戻りは無かった。


『「Pairsエンゲージ」の気負わない世界観のデザイン」

「Pairsエンゲージ」 の pairsとの差別化ポイントは
・ “一年以内に” 結婚したい人向けのサービス
・ 婚活の不安や疑問を解決するためのサービス
なので世界観作りの方針は「ユーザーの持つ不安や疑問を気負わずコンシェルジュに相談できる」に決めた。

世界観作りの工夫
・アプリの右下にコンシェルジュアイコンを置いて、いつでも相談できる世界観をつくった
・ユーザーにとってサービスの使用前のLPの時点から、常にコンシェルジュが側に付いているようなデザインにすることで、相談のハードルをさげ、話しかけやすい世界観をつくった
・最初のお見合いのアイコンは、ハードルが上がらないようにハートなどのアイコンではなくティーカップのようなアイコンにした


『スタディサプリ ENGLISH ビジネス英語コースのPdM件UXデザイナーとしてやったこと』

1. 事業戦略の理解
使うお金/期待値などのを把握しておくために、ビジネスの人が作った起案書を読み、それをコンフルにまとめることでチームに浸透させた。
事業戦略に沿ったスケジュールや優先順位を整理した。

2. プロトタイプ検証/ユーザーインタビューを重ねる
XDでひたすらプロトタイプを作ってユーザーに当てるのを繰り返すことでデザインの問題点を解決しながらUIを作った。

3. MVPではなくMLP(MostLovableProdact)実現のため、ステークホルダーと2回の意思決定をする
1回目: プロダクト価値をどこに置くのか
2回目: 開発工数と実現可能なプラン


『デザイナーとしての新規事業チームでのコミュニケーションのとり方』

どういうことをしたいのか、どんなことを得意なのかをチームに伝えないと頭を使わずにデザイン作業をするだけの人になってしまうので「チームビルディング」のためのいくつかのワークを行った。

ドラッカー風エクササイズ
得意なこと、やりたいこと、苦手なこと などを伝えたり、
相手に期待していることなどをお互いに把握できるエクササイズ。
人は無意識に他人に期待してしまうのでお互いの期待や得意領域をはっきりさせることで、お互いに期待されていることや相手のやりたいことがわかる。苦手なことも把握してもらえるので困った時に相談しやすくなる。

「権限と責任」ワーク
どういう状況のときの決定権は、誰にあるか、どう決めていくかを話し合い、共通認識をつくるワーク。
スムーズで健全な決定ができるようになる。


『PayPayのスピード×ビジネス×デザイン』


開発スタイル
・決済サービスは激戦区なのでスピードとビジネスを重視
・PdMがUXを担当していた
・PdMとデザイナが理想案をつくり、エンジニアと話して極限にダイエットをするやり方で進めた
・週1スプリントで素早く細かく改善をリリースした(ホーム画面は実は何度も変わっている。)

失敗/苦労と解決策
・上長が外国人だったりして異文化交流が大変だった
→数字などを元に話すことで改善
・1on1を省略していたためメンバーの健康やメンタルが見れなくなっていた
→シニアデザイナーと若手で組み合わせてOJT体制にすることで改善
・多くの人に使ってもらえる客向けと、多くの人に使ってもらえるわけではないお店向けの2つのプロダクトがあり、やりがいに偏りが生じてしまった
→分担をやめ、1プロジェクトにつき1アサインにすることで、責任感をUPして改善
・共通認識が無いまま進み、出戻りが発生した
→UXフローをつくり常に共有することで全員が共通認識を持つことで改善



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?