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偏頭痛の正体と予防、治療方法

薬学生TAKUYAです。

以前、Twitterで偏頭痛の正体や予防、治療方法についてYouTubeに動画投稿して欲しいとリクエストを受けました。


確かに勉強するので知識はあるのですがまだ学生なのでYouTubeで発信するよりもnoteでインプットした知識をアウトプットする形にしようと思います。

それではレッツゴー!


①片頭痛の原因

まず片頭痛は血管性頭痛に分類されます。

脳の血管が収縮したり拡張したりを繰り返すことによって痛みが出る、もしくは血管の周りにある三叉神経というものがかかわってくる2つの仮説が出ています。

※はっきりと原因が解明されているわけではありません。

しかし、要因としてはさまざまな要因が関わってきます。精神面(ストレスや疲れ)、環境面(天候、におい、音)、食事面(アルコール)があります。


・病期

病期は4期に分かれています。順番に説明していこうと思います。

✅1期

血小板からセロトニンが分泌され、血管収縮が起こります。セロトニンは体の様々な部分に効果を発揮しますが血管を収縮する働きもあります。前兆期とも言われています。


✅2期

セロトニンが減少することによって血管が拡張します。セロトニンを1期で分泌しすぎて減少するイメージで大丈夫です。2期に事は発作期とも言い、頭痛が生じる期間です。

✅3期

血管が収縮、拡張を繰り返すことによって浮腫ができ、持続的に痛みが発生します。

✅4期

筋収縮がでてきて頭や首の筋肉で発生します

※個人差があり1期(前兆期)が起こらない場合があります。


②診断方法

片頭痛の場合は検査で確定診断を行うのではなく、医師による問診で診断が確定されます。

片頭痛かもしれないと思った方は医師の診察に行くようにしてください。


③治療方法

主に薬物療法で治療を行います。

薬は予防に使用される薬と治療で使用する薬が異なります。

(成分名)

✅予防薬

・ロメリジン(カルシウム遮断薬)
・バルプロ酸ナトリウム(てんかん薬)
・プロプラノロール(β遮断薬)


✅治療薬

・エルゴタミン
・スマトリプタン(セロトニン5HT1B/D刺激薬)


治療薬の仕組みとしては脳の血管が拡張することによって頭痛が生じるので血管を収縮させる薬が主に使用されます。セロトニンを分泌させる薬などが代表的です。


まとめ

今回、Twitterで是非やっていただきたいと頂いたリクエストについて記事を書かせていただきました。

季節の変わり目や環境の変わり目で発生することが多いので現代のストレス社会では患者がかなり多くなっていると思っています。

何かわからないことがありましたら医師や薬剤師にご相談ください。

今回は薬学生として学んだ内容なので大雑把すぎること、よくわからなかったと思った方いらっしゃるかもしれませんが少しでも誰かの役に立てばいいなと思います。

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