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ジュニア年代で姿勢をよくすべき3つの理由

こんにちは、トレ塾コーチで、スポーツトレーナーの梅田です。

現代病ともいうべき、姿勢不良。
姿勢が悪いことは様々な問題を生みます。

・肩こりや腰痛の原因となる
・余分な力みを生み、プレーに硬さが出る
・脳への血流が悪くなり、集中力の低下が起こる
など

姿勢は、体のすべての基礎になります。

立っているときも座っているときも、寝ているときも、何かしらの姿勢をとっています。もちろん走っているときも、サッカーをプレーしているときもです。

姿勢の変化の連続が動きとなり、何かの動作は姿勢が元になっています。

今日は、姿勢を良くすることをジュニア年代からやったほうがよい理由を3つまとめてみました。

1.ジュニア年代のほうが改善が容易

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姿勢を良くしたい時、おとなになってから良くするより、ジュニア年代から取り組んだ方が容易です。

これはクセと同じです。
無意識にやってしまう動きや仕草がクセですが、
悪いクセは、大人になってから直すのは難しいです。

姿勢はほとんど無意識でとっているもので、その点はクセと同じです。
つまり幼少期やジュニア年代の方が、改善が容易です。

早いうちから、声掛けや環境設定、
適切なトレーニングで筋肉のバランスを整え、改善していくことをオススメします。


2.ジュニア期に良くした姿勢は、その後も継続されやすい

姿勢は無意識でとられるものであり、無意識のうちに繰り返されるものです。

悪い姿勢が身についている人は、悪い姿勢が繰り返され、
良い姿勢が身についている人は、良い姿勢が繰り返されます。

そしてこの繰り返されるという点にポイントがあります。

人は"繰り返されることが強化"され、強化されたものはその後も"繰り返しやすく”なります。

運動学習の観点からみても、
繰り返しやっていることは意識的であろうと無意識的であろうと、
それは運動パターンになります。そしてそのパターンは強化されていきます。

つまり悪い姿勢を続けている人は、
(先にも書いたように)悪い姿勢が強化され、あとから良い姿勢に修正することは難しくなります。

一方、逆に良い姿勢を続けている人は、"良い姿勢が強化"され、"良い姿勢でい続ける"ことができます。

こういった観点からも、姿勢は、ジュニア世代で修正していきたい最たる項目であると言えます。


3.スポーツにも良い効果をもたらす

ジュニア世代で姿勢を良くしていくとスポーツにも良い効果をもたらします。

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姿勢がよくなることで、
まず直接的にスポーツパフォーマンスがあがります。

目線が高くなる
余分な筋肉の力みがなくなる
体幹やお尻の筋肉をつかいやすくなる

など姿勢がよくなることで得られる恩恵があります。


もう一つは、スポーツパフォーマンスが高まる要因があり、
姿勢を良くする過程で、"選手自身の身体感覚が高まる"ということです。

姿勢が悪い子が、姿勢を良くしていく時、
一度自分の姿勢を意識する必要があります。

・自分の背骨は真っ直ぐか?
・自分の体重はどちらに偏っているのか?
・自分の頭の位置はどこにあるのか?
・自分の骨盤は起きているのか?
などに必然的に意識を向けるようになります。

最初は意識が抜けると姿勢が崩れてしまいますが、
親や指導者に指摘され、何度も何度も意識することで
徐々に身体感覚が高まっていきます。

体の感覚が高まると、サッカーにおける技術や様々な動きを
習得する時、とても有利になります。

この点については、以前ノートにまとめましたので、是非ご覧ください。

まとめ

今回ジュニア年代で姿勢を良くすべき3つの理由というものをまとめました。

現代の生活スタイル、外部環境では、姿勢が悪くなりやすい要因が多く潜んでいます。

だからこそ姿勢に目を向け、姿勢を改善することを心がけてほしいと思います。

次回の記事では、ジュニア年代の子が姿勢をよくするための具体的な方法についてまとめたいと思います。



最後までお読みいただきありがとうございました。
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