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脛骨と腓骨を骨折して8ヶ月が経過して、骨に関してはサッカーをする強度を得ることができました。

しかしながら、まだまだ解決するべきことは多くあります。だから、まだサッカーすることはできていません。痛みに関しては本当に少しずつ無くなっているとは思います。

僕はいま日常に苦しんでいます。
ようやく骨がくっついて骨折が治ったと思ったけれど、それで復活ということにはいかない。

病院にいた期間や、症状の回復に対して悩み続けた時間がからだには相当のストレスを与えていました。

歩けない時間に、普段は自分でできていたこともやらなくなり、何かに取り組むことに対して怠さを感じることが多くなりました。

いわゆる鬱に近い状態だと思います。
だけど、僕はこの診断がされてしまうことによって良いことがないとアドバイスをもらっていたので確定はしていません。

ただ、それらしい症状には当てはまっています。
病室にいた時間に午前中に朝日を浴びるという機会はあまりありませんでした。

ラオスの自宅に帰っても窓から陽が注がれる場所ではなかったのでメンタルを安定させるために必要なセロトニンが不足していたのかなと思います。

正直、これが最も辛いです。

復帰したときにどこの国でプレーするのか今はまだわかりません。この怪我している期間にも関わらず復帰をしたら来いと言ってくれているチームもあります。

正直にいうと、復帰してからフルパワーでいけるとは思っていません。最初は出場時間も10分とかからスタートして徐々にと思っています。

もしラオスであればリーグは夏開幕にずれる予定なのでたっぷりその時間はあります。

サッカーの前にいまは普通の生活を普通に楽しく送れるようにしたい。

ベッドで横になっていた期間や、自分で歩けなかった時間によって、回復のための安静と共に倦怠感というものが残りました。

この怠さをまずは解決するのが先。
不安が呼吸を浅くして、体を硬直させてしまい、より動くことが億劫になってしまっています。

怪我前のトレーニングオタクだった僕からしたらとてつもなく驚いてしまいます。

でも、医師は必ず戻れると言ってくれた。
トレーナーの方々もしっかりやればそれほど先ではなく戻れると。

だから自分がそこに向き合いる心、体と精神を持ち合わせられるかがいまの問題なんだと思います。

日常。

当たり前は当たり前ではないと知った時に、学ぶことは多い。

しかし、願わくばそれを失う前に気づいて欲しい。
だから僕は経験者として伝えたいと思った。

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