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目標に含まれるもの

< 何を、どれだけ、いつまでに + 何のために >

目標を立てるということは、何を、どれだけ、いつまでに達成するのかを決めることです。

目標を立てて、それに向かってこれから行動しようとしている訳ですから、何に関する目標なのか、はっきりしていないことにはどうしようもありません。

そして、どれだけ というのは、これから取り組む行動の結果としてどのような状態をゴールとするのか、ということです。後でも触れますが、できるだけ具体的に数値で設定するのが良いでしょう。

次は「いつまでに」です。これも具体的な日付が入っていることが望ましいです。期日の決まっていない目標が達成されるとしたら、それは単なる成り行きであり、偶然の産物でしかありません。あえて目標として掲げる必要はないでしょう。

もっと言えば、期日のない目標はほとんどの場合、達成されることなく忘れ去られてしまうでしょう。「今年の目標」を立てたほとんどの人が2月になるとそれを忘れてしまう、という調査結果もあるそうですから…。

「何を、どれだけ、いつまでに 」この3つを入れて目標を立てたら、一度紙に書き出すなどしてアウトプットしましょう。誰かに話を聞いてもらうのもとても良い方法です。

そしてもうひとつ大事にしてもらいたい要素があります。それが「何のために」です。

例えばあなたが立てた目標がこんなものだったとしましょう。

「今年の売上金額 1,000万円」

この目標に向かって、具体的に動き出す前に、まず自分に問いかけてみてください。

「何のために 売上1,000万円?」

具体的な理由がいくつか挙げられたり、○○にいくら、△△にいくら…と使い道の内訳が書き出せるなら問題は無いでしょう。

しかし、「ただ何となく1,000万円」としか言えないような状況なら、この目標は達成されない確率の方が高いと言わざるを得ません。

「何を・いつまでに・どれだけ」に加えて、「何のために」と自分に問いかけることを意識してみましょう。

なぜなら、達成する理由や必然性のない目標に対して、相応の犠牲を払える人はほとんどいないからです。

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