見出し画像

受容のタイミング 【129/1096】

立場は違うけれど
同じことを経た人が身近にいる
彼女から
さらりとその話を聞いたとき
ほんとはすごく驚いたけれど
そうだったのかと
そのまま受け止めた
その日の帰り道
そのとき共にいられなくて
ごめん
こんなにすくすくと
愛に溢れた人にそだって
本当によかった
神さまに見守られていたのだなと
光をくれる彼女に思う

こんなことになったとき
同じ悲しみを持つ者として
よりそって
つかずはなれずいてくれる人
心配しすぎずアドバイスもしない
そのまま進ませてくれる

わたしが悲しみよりも
かわらぬ日常をとることも
彼女は
「わたしでもそうする」と
肯定してくれた
そうか
日常を優先していいんだね
心なかで安堵した
表情を変えず溶かされる

「きっとタイミングがあるんだよ」
そう言っていた
悲しみを現実を
受容するわたしにとっての
タイミングがあるのだと
それは今じゃなくて
その時がいつかくるから
そのままでいいよって
そんなようなことを言われた
背中をそっと撫でられるような
やさしいことばです

その時はやってくる
うん そうだね
きっとやってくるだろう
まだ今じゃない
すべてを受け止めることは
今はむり

帰ってきてからふと思う
あなたもそうだったんだね
今より若い時分に
悲しみを抱えきれず
どうしていいかわからずに
生きていたんだね
周りの人たちと
同じ痛みを抱え合って
先の見えない日々を
すごしてきたんだね
どのくらいかの月日がたって
やっと受け入れというか
供養に向き合うことが出来たのだろう
時間が必要だったのだろう
とてもながく果てしなく
向き合えた時を経ても
乗り越えるわけでないことも
教えてもらった
悲しみは急に思い出されるし
なくなることはない
悲しみと距離をとれる自分に
出会うことはできる

すくすく育った 
というのはわたしの偏見で
失うことがあると知っているから
今を家族を友を
大切に生きてきたのだろう
日常が奇跡だと知っているから

かけがえのない人
誰にでもわかることではない繋がり
運命とはふしぎなものです

生かされていると思う
いま生きていることが
奇跡なんだと
使い古しのことばでなく
儚い実感があるよ
だからって
起こってよかったなんて思えないし
なかったことになればと
叶うなら願う
叶わないから願えない
無理なものは無理だ

生きのびている人が
幸せに暮らしていることは
希望です
日々を大切に暮らすことが
進む道だと確信する
もはや信頼のない自分の勘も
大丈夫 合ってるよって
思うことができる
今も昔もこれからも
あなたはわたしの
パワースポットです
いつもありがとう

今日もありがとう
わらって「またね」って
言える人を大切に