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ドラムの打ち込みでパラアウトをあきらめた理由

今、カバー動画のカラオケ作成のためにドラムの打ち込みをしています。

今までずっとドラムの構成要素毎に全てトラックを分けていました。「キック」「スネア」「リム」「ライド(カップ)」「ライド(ボウ)」。。。のように。

パラアウトにも興味があったのですが設定めんどくさそーということで避けてましたが、いつまでも避けるわけにもいかず設定してみました。

今回使う音源は KONTAKT の AbbeyRoad(以後ARと記載) です。こいつはリアルなドラムレコーディングを模していて、出音はドラムに設定した各マイクになります。

そうなると、ハイハット以外のシンバル類は全てオーバーヘッドマイクで録っていることになります。

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僕はMIDI打ち込みが終わったら全てのトラックをwav書き出しして、MIXは別プロジェクトでやる方式を採用しています。単純にPCリソースの節約ということと、MIX時に打ち込みミスを見つけると手戻りがとてもメンドクサイので打ち込み工程に責任をもって集中して取り組むことができるからです(趣味なのに責任も何もないですが笑)。

また、冒頭でも言ったように、今まではドラムの構成要素毎に全てトラックを分けていたため、音量バランスは全てMIX時に調整することができました。しかし、パラアウト方式でやった場合には同じマイクで録っている中での音量バランス(オーバーヘッドマイクトラックにライドもクラッシュも収録される)は打ち込み時に決定しなければなりません。

これはもうDTMerとしての思想になってしまうのですが、僕は打ち込み工程とMIX工程は全て別にしたいです。打ち込み工程では音源にEQやコンプは一切かけずに打ち込むことだけに集中したいし、音量バランスは全てMIX工程でやりたいです。ドラムの構成要素が全て別々のトラックに出力されるならパラアウトでもいいですが、現実問題としてARはそうなっていないのでパラアウトはあきらめようと思います。

何かうまい方法があればだれか教えてください(切実)。

では。

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