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1223,終わりを待つ

 「待つ」という行動をどうやったら説明できるか、という昨夜立ちあがってきた疑問の答えかもしれないことばが、朝起きたとき、ふと浮かんできた。それは「死なないでいること」ということばだった。死なない限り、誰でもいつでも何かを待っている状態にある。ごはんとか、眠りにつく瞬間とか、誰かが帰ってくることとか、死ぬことなど、挙げていくとキリがない。というより、すべてのことは待たれているのかもしれない、と思った。目を覚まして、計画していた通り、Mと朝マックを食べるために部屋を出た。とても寒そうだが、同時にとても澄んでいて清々しそうな、外の様子だった。チキンクリスプマフィンのセット、サイドメニューはハッシュポテトでドリンクはファンタグレープ、を注文し、2階の端の席に腰を下ろした。おいしい。窓際の席には朝日が差し込んでいる。

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