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服のお直しはセミオーダー、そして踏み絵

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服のお直ししていますか? 色も雰囲気も好きだけど、もう少しこの部分が… と思ったことはありませんか? お直しをすることで自分に合った服にアップテートされます。なので私はお直し… もっと読む
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ブラウスの衿を取ってみました

私は10代の頃からシャツカラーが苦手です。 高校の制服がいわゆるワイシャツ(関西で言うところのカッターシャツ)で、当時も何だかスッキリしないと感じていました。 そのうち、 台付きの衿でしかも尖った衿が似合わないのだということに気付きました。 あまり大きくない衿で柔らかい生地だから、と購入したブラウスです。 1枚で着るなら違和感はありませんが、上に何か着ると首周りが仰々しく感じていました。そうするとだんだん出番が少なくなります。 生地や色はとても気に入っているので残念

「似合う」の診断と簡単リメイク

似合う色やフォルムの診断が多くの方に知られるようになりました。 「〇〇タイプと言われたから」 という声をよく聞きますが、大切なのは 「◯◯タイプ」という診断結果ではなく、 「確かに〇〇タイプを身につけると、スッキリして見える、顔が明るくなる、よかったー」 という実感です。 なので、私は診断結果を知ることは ゴールではなくてスタートです とお話しして診断結果を実感するための秘密のギフトをご用意しています。 ゴールは心の庭を満たすことです。 さて、この診断方法だと私に

またやってしまった! ZARAの縫製チェックポイント

着ないけれど手放せない… そうならないために、買う前に考えましょう というプログラムを作ってエラソーにレクチャーしている私です。 分かっているはずですがまたハズレを買ってしまいました… はっきり言ってZARAは縫製が良くないものが珍しくありません。 以前、ほつれを見つけたので交換に行ったところ、代わりとして何点か出されたものが皆同じところがほつれていることがあったもので、それ以来気をつけています。 もっと安価な商品でも日本で流通されているものは、ここまでの不備はなかなかあり

カーテンからスカートも

カーテンを選ぶ際に、全く違うイメージを考えていたのに、この生地を見た瞬間 これしかない!と決めてしまいました。 元々は出窓用に作ったカーテンですが、 今回掃き出し窓に付け替えることにしました。 当然サイズが合いません。 お得意のリメイク(といっても、お店に依頼)で窓に合わせるか、 いや、手間と費用をかけて切り刻んで思い通りにならなかったら 目も当てられない… 友人のインテリアコーディネーター Echit 浅野佳代さん https://echt-tokyo.com

今ひとつな白を染めてみた

既製服の色のバリエーションには、大体黒と白はあります。 だんだん黒を重く感じるようになってきたお年頃… 他の色が気に入らない場合、白を選ぶことが多いです。 でも白の具合によってはなんだか寂しく見えることがあります。 そういう服が何着かあったので、染めてもらうことにしました。 昔、自宅で洗濯機で染色をしたことがあるのですが、洗濯槽は染まるし時間はかかるしで私には大仕事でした。大きなタライや鍋を買うもの邪魔になりそう… ネットで探すと色のバリエーションが決まっている染色サービ

スカーフアレンジが面倒くさいと思う私のアドバイス

実は、スカーフ・ストール スタイリスト®️の称号を持っていた私… なのに、全く活かされていません。 なぜなら、色々な結び方を覚えるのが面倒くさいから。 色々な結び方は見るのは楽しいけれど、実際その結び方をしたいと思わないことに気づきました。 なので逆手にとって、内輪でこんな講座をしました ↓(笑) しかも、ふてぶてしくスカーフを使わないことを明言 ↓ ここまで清々しく居直ったせいか、ご好評をいただきました。 私が一番使い勝手がいいと思うのは、適度な張りのある長方形ス

7ooo円のダウンを6000円でリメイク?

薄手のダウンコート、シルバーのファスナーをゴールドに付替えました。 殆ど目立たない面積ですが、気になって、 着る度に“もやもや”していたのです。 ■リフォームのビッグママ https://big-mama.co.jp で、ダウンの修理のポスターを見つけて決意しました。 このダウンコートは、昨年のセールで7000円くらいで購入したもの。 色と薄さ(ライナーとしても使いたい)が気に入っています。 ファスナーの取り替えは6000円くらい。 この値段のバランス、高いと考える

これを取ったら 着る機会が増えた

「高かったのに~」 「収納場所がないのに~」 でも 「処分できない~」 とぐずくず悩まないためのコツは、 自分のクセを知っておくこと。 「何となく袖を通していない服の理由」 を意識すると、それが見えてきて 次からのお買い物に活かせます。 Wake Up ワードローブの 「ベーシックコース」https://shikisailife.jp/wuwmenu/#basic では、自分自身の傾向を徹底分析します。 このパーカーはウエストが細身で短めのシルエットで、 「運動

Tシャツを定番にできない人

Tシャツにデニム 誰でも持っている定番服の代名詞ですが、 私が着ると、ただの家庭着にしか見えません (ファッショナブルに着こなせる人が羨ましい…) なので、私はTシャツというものをあまり持っていません。 そのはずなのに、 小細工に惹かれて、買ってしまいました。 キレイなカジュアルに着こなすつもりが、 やはりTシャツはTシャツ。 何がイケナイの? と、ためつすがめつTシャツ姿の己が姿を凝視すると、 このTシャツ特有の袖の四角さがダメなのではないかと。 (カクカク

30余年、耐えてきたお裁縫箱がっ ✨

裁縫箱をリメイクしていただきました。 もう30年以上前、母から貰ったものです。 誕生日だったか、何かの思いつきだったか… そのまま何となく使い続けていました。 でも私にとっては、当初から色合いが今ひとつだったのです。 この白とピンクは、それぞれは好きなのですが 組み合わせると’70sな感じ。(貰ったのは80's 念のため) このフタのゴールドの格子も意味が分からん。 つまみのネジ穴がゆるんで取れてしまうし。 いつも気になりつつもついついそのままで、早や30余年。 昔、

40年前の引き出しが大変身

私が大学進学で上京した時に購入した卓上引き出し。 以来約40年、いつの間にか取り敢えず使わないものとして しまい込んでいました。昨年家族の引っ越しが複数あったのを機に この引き出しも処分するつもりでいましたが、本体が白で作りも しっかりしているので、リノベーションをお願いすることにしました。 こういう時に安心してお任せできるのが、 以前お裁縫箱をリメイクして頂いた https://note.com/tama0o_o0/n/ne4927ba0f73d ■Usuke &

「腰の丸い人の服装計画放浪記⑦ シミをペンダントにしました」

帰省しては母の洋服を整理しています。 洋服の廃棄についてはもう国際的に社会問題になっていますが、実家も例外ではありません。 でも、必要な服の軸が決まっているので、選別は結構スムーズです。(でも多過ぎ💦) ・母の好みであること ・母がイキイキと見えること ・湾曲している腰をカバーすること ・着脱がしやすいこと ・襟ぐりが開きすぎないことそして ・新しく買わないこと(でもみみっちくならないこと)母は物を捨てられない世代です。洋裁を習っていたこともあり、あれこれリメイクをしては

キレイ目カジュアルのためのニットのお直し

智に働けば角が立つ。 情に掉させば流される。 意地を通せば窮屈だ。 とかくに人の世は住みにくい。 私は腕が短いので、袖丈を直す話をすると 「それ、マウントになるよ」 と娘が言う。 むしろ自虐ネタなのに…と思ったら 「華奢マウント」 らしい。 ああ、ときどき見ますね。こんな感じの写真。 袖口が汚れそう…としか思わなかったわー 袖丈の話題もこれからはハラスメントになるのだろうか。 とかくに人の世は住みにくい。漱石さん、ええこと言わはる。 昨今の世相で、仕事の場でジャケッ

「お直しは踏み絵」お直ししなかった例・その2

面倒臭いことを極力避けることには努力を惜しみません(キッパリ) そのひとつがバッグ選び。 軽くて柔らかくて出し入れしやすくて防犯には対応している… もちろんデザインが気に入ることを条件に探しています。 その条件に合う、好きなデザインで軽くて柔らかいバッグを見つけたのですが、柔らかいが故、ぐんにゃりしてものの出し入れがしにくいし、置くと中身がこぼれる… そこでお裁縫の達人の友人に相談して、ボタンをつけることにしました。 中身がこぼれることはなくなりましたが、ぐんにゃりで使