No.427|ラーメン大学はきっと中退しそうです
2024年3月6日 たまちゃんの「いつか何ものかになる道」 No.427
当ブログは、30代後半の元ポンコツのサラリーマンが何ものかに変化変容を果たす過程をリアルに発信します。
ーーーーー
■
久しぶりに本日は業務でパンパンでした。
ほぼ自席から動きませんでした。
そんな日もありますね。
続いたら腰が悪くなりそうです。
■
昼間は妻と近所にできた飲食店に行きました。
周辺で行くお店はもう行きつくしており、飽き飽きしているところです。
が、1件新しいお店ができました。
その名も、
ラーメン大学
という名前の店。
この時点で少々怪しさ満点です。
ラーメン屋って、最近変な名前のお店が多いんですよ。
くそオヤジ最期のひとふり
世界一暇なラーメン屋
地球規模で考えろ
とか。
そんな中で異色です。
■
んで、ラーメン屋だと思うじゃないですか?
というか、ラーメン専門店って思うじゃないですか。
店名がラーメンってついているんですから。
そんなラーメン大学のメニューですが、
ラーメンは「しょうゆラーメン」が1種類。
うどんは、「ぼっかけうどん」「カレーうどん」で2種類。
スパゲッティは、「ナポリタン」「ミートスパゲティ」で2種類。
カレーは、「カレーライス」「カツカレー」で2種類。
他には皿うどん、ポテトフライ、エビフライ、ぎょうざ、ガーリックトースト。
ラーメンよりも、うどん、スパゲッティ、カレーの方が種類が多いんですよ。
ラーメンに例えば、チャーシューや卵のトッピング増やすだけで種類増えるのに。
■
わたしは、無類のラーメン好きですから、お店の前で不安が芽生えましたが、店名に「ラーメン」とついているということでお伺いしたんです。
しかし、中に入って座席に座ろうとした瞬間気づきました。
失敗や!
って。
■
店主が60後半くらいのおじいさんで、目が合ったんですが、厨房でタバコくわえているんですよ。
もうタバコで店舗内が煙い。
席はL字のカウンターになっており、その周りに2つのテーブルがあるんですが、1つのテーブルはぎりぎり3人が座れるレベル。
もう一つは、A3用紙2枚を広げたくらいのテーブルに椅子が2つ。
いやいや、これクラブとかPUBにあるようなテーブルやって。
そこで、L字の方に座ろうとしたんですが、通常、ラーメン屋の椅子って木の椅子だったり、丸椅子とかじゃないですか。
会社や家で、デスクワークで使う、黒いオフィスチェア(背もたれがメッシュ)なんですよ。
■
オフィスチェアの飲食店は、生まれてはじめて。
しかも、ラーメン屋なのに、やたらチューハイのサーバーがど真ん中に配置している。
一言でいうと、もう、狼狽&苦笑いです。
■
新店だったので、あとからお客さんがどんどん来られていたのですが、オペレーションも悪く、皆さん苦笑い。
肝心の味は、ご家庭の味でした。
外食する感じの味ではない。
ちなみに、妻はラーメンが嫌いなので、焼肉定食を頼んでいましたが、渋い表情。
わたしが食べたラーメンは業務用スープの味。
■
おそらく、店主はどこかで居酒屋をやっていて、移転オープンされたんでしょう。
で、集客のためにラーメン大学としたんだろうと思われます。
■
いずれにせよ、店名・メニュー・座席・店の雰囲気・店主のふるまいなどが一貫してラーメン屋じゃない。
特に、顧客の期待をまったくくみ取っていないわけです。
ここまでくればこうしてネタにできたため、いいんですが、これも笑えないこともあるんじゃないか、と思うんです。
自分が畑違いの領域に行ったり、やったことがないことをやる時はこうした一貫性のないことをやってしまうこともあります。
そこから、ベンチマークを探してきて真似したり、新しい挑戦を行って、失敗して改善を繰り返したりすることで、結果が出てくるわけです。
改善を繰り返さないと、トンチンカンな状態であり、ラーメン大学のようなことになってしまう、と良い勉強になった経験でした。
やはりコンセプトをはじめ店名から何から統一されていることが大事ですね。
■
このお店って私が来てから4年のうち3件目なんです。
改善されて、生き残るんかなー。
難しいやろな。
最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も「即断・即決・即実行」「平均ではなく異常をやり続ける」「わからないからすべてやる」「優柔不断は誤った意思決定よりなお悪い」「手を動かし続ける」でいきます!
●本日のまとめ
・店名、メニュー、装飾など店のコンセプトが統一されているからこそ、印象が良くなる。
・バラバラのものを雑多にしているだけでは、評価はされない。
・知らない分野にチャレンジした時は誰もがはじめはひどい状態かもしれない。しかし、改善を繰り返せばよい。改善を繰り返さなければこの飲食店を思い浮かべるとよい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?