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No.179|「野生脳」を手懐ける「我田引水力」

2023年7月3日 たまちゃんの「いつか何ものかになる道」 No.179
当ブログは、30代後半の元ポンコツのサラリーマンが何ものかに変化変容を果たす過程をリアルに発信します。
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■「野生(感情)の脳」と「理性の脳」

本日、ある本で書かれていたことが、私の中の体系化に役に立ったため、内容を少し紹介させて頂きます。

その本によると、

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人間の脳は、「野生の脳」に「理性の脳」が乗っかっているとのこと。
動物は「野生の脳」しかなく、「理性の脳」は人間だけが持っている。

・「野生(感情)の脳」は感情・本能を司っていて、俗に言う右脳。
・「理性の脳」はその名の通り、理性を司っていて、俗に言う左脳。

そして、「野生(感情)の脳」においてネガティブに物事を捉える癖付けがされていれば、いくら「理性の脳」でポジティブなことを考えようとしてもダメ。
なぜなら、「野生(感情)の脳」の方が「理性の脳」よりも強いため、いくら「理性の脳」で押さえつけようが勝てない。

そのため、何らかの成果を出すためには、「理性の脳」ではなく「野生(感情)の脳」がポジティブに捉える癖付けをすればよい。

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自己啓発書を読んでいると、脳の構造(大脳皮質?)がどうだ、とか、潜在意識がどうだ、とかいろいろと書かれています。
しかし、私は昔から脳には驚く程、全く興味がないため、どうでもいいし、よくわかんなかったんですよ。
ただ、自分には上述の内容が腑に落ちたんですよね。

というのも、感情が嫌がっていても、理性的に考えて頑張ろうとする。
でも、やる気が出なくて、それでも頑張ろうとするものの、結局歩留まりが悪かったり、できない自分を攻めてしまったりしていたから。

それって、結局、「野生(感情)の脳」が「やりたくない」ことが原因なんですよね。

こういう時って、思い返すと、すっごいネガティブに物事を捉えていて、「きっとうまくいかないに違いない」とか、「失敗したらどうしよう」とか「できないんじゃないか」とかの言葉を頭の中で回してしまっていて、結果として、自己達成予言になっていたりするんです。

そして、

「あ~、やっぱりうまくいかないんだよなぁ」

ってなっていたんですよ。

■「野生(感情)の脳」への対応策は?

さて、では、そのような悩みを解消するためには、どのようにすればよいか。
ありふれていますが、その本では【感謝すること】が大事だと書いてあったんですね。

「野生(感情)の脳」がポジティブに捉えるために、感謝をする。

なるほどな、と。
成功されている方々が他者へ感謝を伝えることが多かったりしますが、その理由がこれか、と。

また、メンターのFさんが普段おっしゃられている「我田引水力」の理解もさらに進みました。

どんな出来事に対しても「ありがたい」と考え、現状や目の前で起こった都合の悪いと考えられることに対して、ポジティブに解釈しようとする姿勢が我田引水力。

「過去オール善、現状肯定」と前職の創業者の船井幸雄は言っていましたが、これもまさにそうだったんだな、と色々とつながってきました。

我田引水をすることで野生(感情)の脳がポジティブに働くようになり、チャレンジをしようとする。すると、理性の脳で考えたことと合致するようになり、徐々に歯車がかみ合い、成果が加速し出し、結果として上手くいく。

なるほど、こういうプロセスなんだなと。


最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も「即断・即決・即実行」「わからないからすべてやる」「二度手間万歳!三度手間最高!」「批評家ではなく実践家であれ!」でいきます!

●本日のまとめ

  • 人間の脳は「野生の脳」と「理性の脳」が共存していて、「野生の脳」の方が強いから、ネガティブに捉える癖がついてると、理性でポジティブに考えようとしても無駄。

  • 単に感謝するのではなく、我田引水を行うことで、「野生の脳」をポジティブに捉える癖付けをすると良い。

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