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No.443|営業下手のおじさんの話(続き)

2024年3月22日 たまちゃんの「いつか何ものかになる道」 No.443
当ブログは、30代後半の元ポンコツのサラリーマンが何ものかに変化変容を果たす過程をリアルに発信します。
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今回は、「ラクして一発逆転をしようと思うと、決してうまくいかないよ」という話です。


前回の営業下手のおじさんの話の続きです。
(前回のお話は、あるおじさんからオンラインによる営業を受けたが、話しているうちに営業が終わり、1on1の状態になったというところまで)

おじさんはどうもいろんな商売を経験してきていたようでした。
元々は飲食店をこじんまりとされていたようですが、コロナでしんどくなって、物販・FXなどの数多くのスクールに入会したようです。

そこで結果が出なかったようで、さまよい続けているご様子。
たしかに、おじさんはPC技術もなさそうなので、オンライン営業もだいぶつらい感じ。

もう、どこかで聞いた話やなって思いつつ、根本的におじさんに言いたかったのは一発逆転を狙うな、ということと、問題は手法ではなくマインドじゃないかということ。


ネットでよく見る「すぐに儲かる!クリックするだけ!」「1日10分だけ!あなたは何もしなくてもいい!」「全自動FX売買ツール!」といったキャッチコピーに反応して、お金を支払ってきているんだろうな、と。

こうしたものにも詐欺まがいなものは当然あるでしょう。
ただ、中にはうまくいっている人はいて、ノウハウが完全に悪いわけではなく、やりきれるかどうか、続けることができるかどうかなんだと思います。

それを「誰でもできる」という風に見せるスクールビジネスは気に食いませんが、ひっかかるのはご本人ですから、仕方ない部分があります・・・。


なお、副産物として、私自身は営業が嫌いなのですが、おじさんが下手すぎたので、むしろそこそこ営業ができるんじゃないか、と自信を得ることができました。

おじさんは自尊心が棄損されているため、ご意見を尊重してあげると、尊重する方に心を開かれるということも見えたりもしました。


昔、少し教えていただいていた営業の先生がおっしゃっていたことを思い出しました。

「アポどりなんて簡単です。異業種交流会で名刺交換しまくって、相手のアポどりに協力するんですよ。そして、アポの日、最初は相手の話を「うんうん、なるほど!」と聞いてあげる。すると、相手も聞いてもらったという負い目がありますから、今度はこちらの商品の話を聞こうとしてくれるんです。そこから相手のニーズを引き出してあげて、それだったらもうこれですよ、とこちらの商品を提案してあげると売れるんです。これが逆営業っていうプロの技です」

とおっしゃっていたのを思い出しました。

こういうおじさんにはまさに逆営業が決まりそうでした。
私には商品がないですし、販売はしませんでしたが笑


このままだとつらい状況になられそうだなと、思いつつも、深夜になっていていたので終わりました。

QRコードを送ってこられ、Line交換を求められましたが、個人情報を渡すのが怖いので返信はしませんでした。


なお、程度はありますが、おじさんのように目の前の欲に目がいくことはありますから、今回は特に色々と自戒を込めて書きました。


最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も「即断・即決・即実行」「平均ではなく異常をやり続ける」「わからないからすべてやる」「優柔不断は誤った意思決定よりなお悪い」「手を動かし続ける」でいきます!

●本日のまとめ

・追い込まれると一発逆転を狙おうとするが、そのマインドが実は間違っているケースが多い。
・楽に何かをしよう、ではなく、覚悟を決めて少しずつコツコツ積み上げようとすることこそが結果を出すには大事なことである。

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