自炊飯。その3【調味料とレシピ】
最近はテレビの番組で男前に「どこのご家庭にでもある...」と言われて「ねえよ!」ってツッコミしていたようなものでも、ちょっとおしゃれスーパー(ジュピターとかカルディとか)ドンキなんかに行けば売ってるので「家には無いけど今から買いには行ける」ようになりました。
でも食材ならまだしも調味料だと使い切ろうと思っても使いきれないのが現実。さてどうしましょう。
メジャー調味料(厨房最強トーナメント篇)
初めて自炊始めるときの基本の調味料。とりあえず強そうな順番で(?)
調味料四天王(これが無いと始まらない)
醤油、塩、砂糖、酒
調味料十鬼衆 (使用頻度高)
みりん、酢、味噌、ケチャップ、中農ソース、マヨネーズ、胡椒、黒胡椒、ショウガ、ニンニク
三大基本出汁(和洋中の出汁の鉄板)
和風だしの素、鶏ガラスープの素、コンソメ
三大究極出汁(手軽で美味しいため依存度高し)
中華だしペースト、白だし、麺つゆ
和食六大大将(とりあえず和風になるやつら)
粉山椒、練りからし、わさび七味唐辛子、柚子胡椒、ポン酢、シソ
中華五虎将軍(中華っぽくなるやつらでのレギュラー陣)
オイスターソース、トウバンジャン、テンメンジャン、ラー油、粉末唐辛子
洋食五大貴族(小瓶のスパイスは最初は触るべからず)
スパイスソルト、バルサミコ酢、ウスターソース、トマト缶、レモン果汁
欄外
調理油四鬼将(この時点で方向性が決まるので買うときは容量に注意)
サラダ油、ごま油、オリーブオイル、バター
どうですか、見ただけでげんなりしませんか(笑)こりゃ自炊のハードル高いわーって思いますよね。さらに細部を小分けしていくと大変なことに。
というわけでまずは段階を踏んでいきましょう。
好きな料理(リピート率の高い料理)を考える
最初に自分が自炊で良く作る料理の方向性を決めてしまうと無駄が少なくて済みます。
和食が好き?中華が好き?洋食が好き?
スープ 吸い物?味噌汁?白湯?中華?洋風?トマト?ポタージュ?
炭水化物 米?パスタ?うどん?ラーメン?
肉 焼く?煮る?茹でる?炊く?蒸す?揚げる?
野菜 生?炒める?茹でる?炊く?
よくあるのが色々なレシピをみながら作り散らかした結果、上手くならず、コストも無駄にかかってしまう為自炊を辞めてしまうパターン。
味噌汁をあまり飲まないならレトルトの方が無駄が無いですし、1回のパスタの為にオリーブオイルを買う位ならドレッシングを買った方が逆に使いまわしが出来たり。ん?焼肉のたれ一本で行くって?(笑)
とりあえず一番食べる料理に必要な材料と調味料から逆引きしてみましょう。
さらにその中から材料の置き換えが少なくて済むものを選んでレパートリーを増やしてみます。
例)和食ー豆腐の味噌汁ー米ー角煮ーお浸しの場合
必要な調味料
醤油、塩、砂糖、酒、みりん、酢、ショウガ、味噌、和風だし
必要な材料
米、豆腐、豚肉、ほうれん草
上記から作れるメニュー例
・ほうれん草の味噌汁、豚の生姜焼き、冷ややっこ
・和風豚チャーハン
・豚肉のみそ焼き
・豆腐と豚肉の土手煮
・豚汁
・ほうれん草と豚の和風汁 などなど
材料置き換えメニュー例(上と対応)
・鶏肉の生姜焼き
・和風鶏チャーハン
・鶏モモのみそ焼き
・豆腐と鶏のつくねショウガダレ(鶏ひき肉)
・鶏吸い(お雑煮の汁)
・ほうれん草と鶏肉の煮物
豚肉もほうれん草も安い時に纏めて買って冷凍しておいていつでも作れる状態に。いきなりほうれん草のソテーが食べたくなってバター買うのはあるあるです。そしてバターが余るまでもデフォ(笑)
スーパー等での買い物は自炊心を折る罠がいっぱいの為なるべく頻度を減らしましょう。
・買い物に行くのが面倒
・お弁当でいいんじゃない?
・新製品出てる!
・ついでにおかしでも
・帰宅が遅くなって作るのが面倒
自炊のサイクルを作り、材料を無駄にしない為に翌日の夜のメニューを決めてしまい、解凍が必要なモノは冷蔵庫に移動しておくのもお勧めです。
たとえ誘惑があっても「冷蔵庫で肉が俺を待ってるんだ!帰らねば!!」となります。なるはず。きっとなる。なれ。ならねばならぬ。なるべき。俺はなった(白目)
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