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来店告知と演者野良演者

ちょっとツイッターの方で引用ツイートしましたが、パチンコ業界ツイッターで演者と言う言葉に次いで、野良演者と言う言葉が出て来てます。

さて、パチンコ業界ネタでもありますが、パチンコ業界に限らない話なのでノートの方に書こうと思いました。

パチンコ業界と来店マーケティングと演者

芸能人等を呼んでの集客手法は大きなイベントでは定番です。
次期によっても違いますが、パチンコ店と関わることのある代理店の場合、超ビッグネームで1日100万、ビッグネームで50万、そこそこ有名で30万、20万、その他で15万~10万、なんだかわからない人たちやイベントガールはピンキリですが一人一桁万円(複数人で数万円等の場合も)って所です。
相場より明らかに金額が高い場合、まあお金が流れる場所があるんでしょう。知らんけど(笑)

パチンコ店の場合はそれを単店で呼んでしまえる事から格好のターゲットとなりました。もともとグランドオープンやリニューアルオープン、新装開店等でイベントガールを呼んでいた所も多く、大手法人が一斉に実施すると我も我もと受け入れられました。
お陰でこの時期はホール企業からイベント会社へと転職する人も多かった記憶があります。

しかし広告宣伝規制が始まり、徐々にホールは広告宣伝費自体を削り始めます。今までは50万クラスを呼んでいた法人が30万クラスを呼ぶようになり、30万クラスを呼んでいた法人が15万クラスを2回に分ける様になりました。

それまでは有名パチンコ、パチスロ雑誌ライターさんたちは割安な部類に入っていました。知名度があり、値段もお手軽、お客様とのコミニュケーションも上手い(例外もぼちぼちいましたが)ので非常にコストパフォーマンスに優れていました。

しかし上記の宣伝規制が強化されるにつれて、有名ライターさんのニーズが高まった為スケジュールを抑えるのが厳しくなってきました。それを補完する為か大手雑誌のライターでは無くイベント会社が用意したライターが増えました。その流れの中でYoutuber来店へと繋がりました。

演者と言うのはこのYOUTUBEの配信者を指す言葉から来ているわけで、文字を書く人(ライター)ではなく、動画に出演する人を指す言葉です。

じゃあ野良演者ってのは?

本来演者に野良も何もないはずなのですが、パチンコイベント業界ではイベント会社を通して読んでいる人を演者と呼んでしまっている様です。

つまり会社と店舗を通さずに勝手に個人で動画を撮影して収益化している人=野良演者との事でしょうか。

収益化には「動画作成し広告をつける」「企業案件として動画を作成」以外に、「ライブ配信者(ストリーマー)として投げ銭(視聴者からのお布施)を得る」が主となっております。

おそらく野良演者の形としてはストリーマーが基本となるのでは無いかと思います。動画作成の場合は権利申し立てにて動画が削除される恐れがあり、かつ広告をつけて収益化できるレベルにするには登録者数、動画再生時間、その他の条件が厳しい為個人で行うのは限りなく厳しいと言わざるを得ません。

ですが店内にて勝手に生中継をして収入を得ようとしている行為ですので、「単なる迷惑行為、遊技約款内での各種禁止行為に相当」以外何物でもありません。なので野良演者とやらの心配は要らないと思います。速やかに退去、場合によっては通報しましょう。

そもそも告知の意味とは

来店告知はイベント的な部分のみ取り上げられます。しかし本来の来店の告知にはもう一つの大切な意味があります。

「変わった人がいても公認ですので問題ありませんよ」

例えば下半身タイツ一丁の人が店内に入って来たとしましょう。

即通報です。

ところがその人がテレビでよく見る人だった場合は

撮影?カメラがあるの?通報しちゃまずいかな?

となります。ところがテレビを見ない人は通報してしまうかもしれません。
知っていても飲食店だったら食欲が無くなりクレームが来るかもしれません。
なので店が来店を依頼していた場合は店舗内外に伝えておかなければなりません。

「下半身タイツの人が来店します!大丈夫だよ!」

下半身タイツの人を見たい人は集まり、見たくない人は来店を控え、トラブルを未然に防ぐこととなりました。めでたしめでたし。

来店告知とは本来そのために行うものであり、だからこそ集客に使う場合には好感度が高く、自店顧客(特に常連)に対して不快感を与えない事が前提条件なのです。不快感を感じさせてしまう場合は逆効果ですし、好感度が足りない場合はただの無駄となります。それでも行うのは単なる日付の告知であります。これに関する是非は各社の考えなのでここでは割愛。所轄がどう思うかは別だけどね。

もう一本野良演者より警戒すべき今流行の一般人動画撮影者について書くかも。

普段の営業中に現れた只の女、香貫花クランシー。
彼女は、販売直後に不具合で話題になった新商品を自ら希望した。その目的は何か?
「え~、本当?インスタグラムのストーリーを狙ってるっていうの?私がバズりたいよ~」
「そんならパクツイしか方法はあるまい」
次回、『撮影者が来た』
ターゲット、ロック・オン!

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