おじさんか、おばさんどっちだ?
夕食の片付けをしようとキッチンに近づいたとき、小5の次女が
「こんな書いてしまったから見て~」
一枚の絵を差しだしてきた。
今からお皿を洗おうと思ったのに、
確かに、一瞬おじさんかおばさんかわかんすぎて可笑しくって皿が洗えない。
次女が絵を描いたノートは、足りないからとわざわざ夕方に買いに行ったばかりの新品のノート。
大切に、丁寧に、使いたいはずのノートの一ページ目におじさんかおばさんかわからん人をもってくるとは…。
2ページには一体何を描けばよいのだろう。
わたしがゲラゲラあまりにも笑っているもんだからとなりでお皿を一緒に洗おうとしてくれた中3の長女が、
「そんなおもろいか?」
「確かにおじさんかおばさんかわららんけどな」
「でも、おじさんかおばさんかわからん人はたいていおばさんやから」
長女のクールな言い回しがまたツボに入る。
微妙なライン上の人はたいていがおばさんである。
が、確定した今夜。
しょうもな過ぎるのにそれからもツボに入りつづけて、一人でケタケタ笑いがおさまらない。
お次は主人にもこの絵がおじさんかおばさんの聞き取り調査を行ってみよう!
「これ、おじさんかおばさんかどっちやと思う?」
主人、
「おじさんやろ」
「ちがっ、やっぱ、おばさんや」
絵でもやはりおじさんかおばさんか迷って最後はおばさんになった。
今度から町中でたまに出くわすおじさんかおばさんかわからなくなってしまった人は、おばさんってことで。
ひとまず、よろしくお願いします。
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