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エッセイ

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#エッセイ

やりとり

今日は友人の誕生日だった。

メッセージを贈るだけしかできることはなく、プレゼントをあげる予定もない。そもそも移動に制限がある今の時期に予定を合わせることもなかなかできない。会うのは来年なのか、それとも再来年なのかはわからないけれども、メッセージのやり取りは続くのだろう。

インターネットが無かった時代は文通だったのだろう。そういった関係くらいがちょうどよかったりもする。

先のことを決めるもとは得意ではない。

それは仕事もそうだし、旅の予定なんかもそうだ。大枠だけ決めて、後は流れでお願いします、こういったイメージが好き。

旅は慣れている方だと思う。遠征というよりも、出張が多かったからほとんどの都道府県には行ったことがあるし、泊まったこともある。なんとでもなるかな、と思っている。

そんな旅はいつまでできるのだろうか。そう遠くない将来、体力は続かなくなり、思うよう

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知っているということ

人の頭の中には引き出しがある。

野球のことに関して言えば、ぼくは引き出しが多いと思う。そもそもの情報量は多くないけれども、どこを調べれば欲しい情報を手に入れられるのかを理解しているつもりだ。

だからいろいろなことが調べられるし、よく知っている用に見える。誤解されやすいけれどもぼくは知っているというより「調べ方を」知っている、というほうが近いのかもしれない。

美味しいお店やらなんやらもそうだ。

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ちょっとだけがんばる

もうあと1週間とちょっとで10月も終わる。

早いのか遅いのかわからない1年が過ぎていく。1年という区切りは来るけれども、ウイルスに区切りはなく来年以降がどうなっていくのかは、だれにもわからない。

ぼくだけでなく多くの人が不安に思っていることだろう。仕事はあるのか、続けられるのか、会社はつぶれないのか。そんなことを考える人はきっと多い。

ぼくはわりかしなんとでもなるかなぁと楽観的なことを考えて

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大雨。だったような気がする。

外に出ていないけれども、なんとなくそんな雰囲気だった。

体験的にこの時期は雨が少ないような気がしてたけれども、今年は少し多い。今週もまだ雨が降るという。寒さに加えて雨が降るとなると、夜の野球観戦はあたりまえだがしんどくなる。

今シーズンの神宮球場での観戦は残り7試合。しかも明日からは6連戦である。途中ブレイクがなく体調管理が鍵を握ることになる。皆勤目前の最後の最

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片付け

少し、デスク周りの配置換えを行った。使える面積が増え、作業の効率は若干ではあるが上がるのではないだろうか。そんな予感がする。

とはいえ、広くはない部屋である。デスクの広さが変わるわけでもなく、効果は微々たるものだろう。それでも、気分は<一時的なものかもしれないが>よくなるし、悪いことはなにもない。

本来であれば、模様替えに近いことをやりたいが、1日では終わりそうもない。そして来週からは忙しくな

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寒い

雨が降ると気温がぐっと下がる。

半袖のTシャツに薄手の羽織を着るだけでは少し寒い。家の中では短パンからスウェットに切り替わった。

例年に比べると…どうなのかはちょっとわからないけれども、野球がやっている時期として考えるとかなり寒い。

昼間と夜間の寒暖差も激しく、風邪を引いてしまいそうな気配が漂っている。やりたいこと、やらねばならないことをしっかりと整理しながら、体調にも気を配って生きていくこ

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ゆとり

ここ最近、デスク周りにお金をかけるようになった。デスク周り、というよりも作業環境と言ったほうが適切かもしれない。

PCは新しくなったし、棚やらなんやらも購入した。機能性はグンと上がっているはずだ。これからもできる限りここはお金をかけていきたいと思っている。

作業環境は作業の効率にダイレクトに跳ね返ってくる。もしかしたら、少し高いかもしれないな、といったものもトータルで考えたらお得になる。そんな

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幸せなこと

夜の風が吹くと寒さが身にしみる。

野球観戦で防寒対策をしなければいけない時期になった。通常であればこの時期の野球はプレーオフになるが、今年はまだまだレギュラーシーズンを戦っている。優勝の目がなくなったチームの屋外観戦は堪える。

勝ったり負けたりを繰り返し、ときには厳しい試合もある。文句のひとつやふたつどころじゃなく10個も言いたいような試合だってある。それでも(公では)文句を言わずに5年も毎試

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となりの芝生を荒らす人々

「となりの芝生は青い」ーーよく使われる表現だ。ご存知の通り、自分や所属する会社などよりも他が良く見える現象のことである。昔の人はよく言ったものだ。こういったことをよく見聞きする。でも、これはあくまで自分の中の思いや願望であり、他の人には迷惑をかけていない(たぶん)。だから、ぼくは「まぁいいんじゃないの」と静観することがほとんどだ。

一方で「となりの芝生を荒らす」行為もよく見かけるようになった。ち

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リセットするのがいいのかもしれない

どこまで配慮すればいいのだろうか、とときどき考える。ほんとにときどきだ。毎日考えているわけではない。たぶん、麦茶じゃなくてほうじ茶を飲むくらいの頻度だろう。

ひとつの発言が切り取られ様々な解釈をされ、尾ひれが付き元の話と違うことになっていることがある。そうならないように最大限配慮したにもかかわらずだ。なにかの発言が炎上したとかそういう話ではない。

配慮するとはどういうことなのだろうか。あからさ

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シンプルに生きます

なにごとも複雑に考えないほうがいい。こういったことはよく言われている。ビジネスでもそうだし、ちょっと悩みがあるときのアドバイスとしてもそうだ。複雑に考えずにシンプルに考えることで答えを導きだそう、という考えだ。

一理ある。どころか百里、千里はある、ような気がする。世の中に存在する悩みらしきものは単純に考えるだけで解決するのではないか。とさえ思っている。ものごとを必要以上に複雑に考えてしまい、解決

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めんどうなこと

めんどうだなぁと感じるときが稀によくある。稀なのか、よくあるのか、わからないくらいの頻度で起こっている。ぼくのまわりで。

めんどうだなぁと感じることというのは、たいてい人がらみである。世の中の多くのものごとには、人が関わっているわけだから当然のかもしれない。違うのは雨が降ったから、とか寒いからといった天変地異に関することだろう。

さて、その『めんどう』という感情はどういうときに湧いてくるのだろ

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SNSでリセマラを繰り返す

簡単にリセットできる時代となった。

子供のころは「リセットはゲームの中だけ」「人生はリセットできないから」と教えられてきた人も多いのではないだろうか。それが、である。

たしかに、ゲームでいうところの残機、すなわち現実世界においての命に関してはリセットできない。人生のアウトカウントはひとつという部分は不変だ。今後何百年か経てば変わるかもしれないが、ぼくが生きている時代に変わることはないだろう。

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