ぼくは細かい

今日は2月29日ではなく3月1日だった。

そう。今日から新しい月になったのである。金曜日だからなのか、ぼくの仕事状況によるものなのかはわからないけれども、そんな感じは微塵もしなかった。

iPhoneを見てもgoogleカレンダーを見ても電子機器は3月1日を示している。部屋のカレンダーは表紙すらめくってないけれども、たしかに3月らしい。

春が近づいているからなのか、少しだけ暖かくなってきたかと思えば今日はまた寒く、温度計は気まぐれな感じだ。なんとも言えない気候の変化に戸惑いながら、1日1日を消化している、過ごしているではなくて。

これまでの人生、これからの人生において1日は小さいものかもしれない。それでも「消化した」ではなく「過ごした」と言えるような日を送るべきなんだろうな、とハイボールに埋め尽くされた脳で考えている。

充実した1日というのは消化している、なんて表現を使っちゃダメなんだろうな。なんとなく、何気なく「消化している」というワードを使ってしまってるけれどもなんだかよくない気がする。小さいことなんだけれども、考えてしまうほどにぼくの神経は細かい。驚くほどに。

新しい月になっても神経の太さは変わらないらしい。

こちらサポートにコメントをつけられるようになっていたのですね。サポートを頂いた暁には歌集なりエッセイを購入しレビューさせて頂きます。