未練なんてないから

ぼくはMなんだろうか。

洋服のサイズの話ではない。マックのポテトのサイズでもない。もちろんスタバのコーヒーのサイズでもない。あそこはショートとかレギュラーだから。ミディアムなんてないから。

今日はプレミアとなりそうなチケットの発売日だった。その時刻になる数分前にぼくはスタンバイ。その定刻の5分ほど前からノートPC2台にiPad、iPhoneをあわせて4台を操った。

アクセスが集中しています。

そのメッセージが流れている。

「ほほぉん」
「ひさびさに敗北するのか? 」
「ほんとうにプラチナチケッットになってるんだな」

と脳内で声が出た。その定刻時間にも4台のうち1台しかつながらない。

「まじか」

鼓動が少しだけ速くなる。キータッチする指が震える。これは寒さ故かもしれない。

つながった1台で無事にチケットは取れた。そして12時間がたった今もチケットは余裕で残っている。

そう、焦る必要はなかったのである。でもそれはあくまで結果論。もしかしたら、買うことが出来なかったかもしれない訳だから喜んでしかるべきなのである。今でも買えるけど。うん、今でも余裕で買える。

この争奪戦(と思われていたもの)を制し、緊張感がほどけ安堵感に変わる瞬間がすきだ。それはM的な属性が今でも買えるかもしれないのはたまたまだ。

ぼくは呆れてないし、こういうこともあると割り切っている。その感覚を次に味わえるのはいつのことなのだろうか。今でも買えることに未練などない…。

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こちらサポートにコメントをつけられるようになっていたのですね。サポートを頂いた暁には歌集なりエッセイを購入しレビューさせて頂きます。

スキよスキよもスキのうち!
9

Satoshi KATSUTA

エッセイvol.2

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