この先、どうしよっかな〜

この先、どうしよっかな〜

定期的に訪れる感情のひとつだ。これはフリーだから、会社員だからといった立場の違いからくるものではない。とくに決まりはないけれども、小さいころから漠然と襲いかかってくるのだ。

「深刻か? 」と聞かれれば「そうじゃない」と返せるくらいのものであり、死に至るたぐいのものではない。それでもだ。それが襲ってきたときには少しだけ立ち止まって考えることをする。ビールだったり、金麦だったり、コーラだったり、コーヒーだったり、お水だったりを飲みながら、深呼吸をして物思いにふけるのである。

ロッキングチェアに座りながらということはなく(そもそもうちにはない)、たいていは自宅のお風呂の中でだ。決して広くないその浴槽に身を沈めながら、様々な未来を想像する。もちろん何かの飲み物も持参している。

どれだけ考えても、どんなときでも、どんな状況でも行き着く答えは一緒になる。今目の前にあることを「やるしかない」のである。それは明日のご飯を食べるために、記事を書くといったことだけではなく、その他のこと全てをひっくるめてだ。

理由をつけて「あとまわしにすること」「やらないこと」「言い訳すること」ももちろんできる。困るのは自分だけだし…と思うことは今のところない。なんだかんだで物事を進めてきたのである。そのすべてが正解だったのかと言うと、そんなことはまるでない。

それでも生き抜いてくることができた。「やるしかない」とやってきたからだ。

でもやっぱり襲ってくるのである「この先どうしよっかな〜」って。

こちらサポートにコメントをつけられるようになっていたのですね。サポートを頂いた暁には歌集なりエッセイを購入しレビューさせて頂きます。