口に苦いけど良薬とは限らない
病院に行く日は毎回のように雨が降っている。
今日は朝からあいにくの雨。激しくはないけれども、傘がないとしんどい。そんな雨だ。たしか前回もそうだった。
雨で憂鬱になることはないけれども、濡れるのが少しだけ嫌だ。こう見えてぼくはデリケートなのである。
病院ではいつもと同じく聴力検査、そして問診。先週のめまいのことなどを少し話したが、具体的に解決策があるわけではない。もちろん、それはわかっていたのだけれども。
薬の飲み方を少し変えてみる。それが今回決まったこと。死ぬほどまずい薬が復活することになった。これは今まで飲んだ薬の中でもダントツにまずい。良薬は口に苦しと言うけれども、限度というモノがあるだろう、と声を大にしたいところである。
その薬はシロップ状になっており、口に流し込んでそのまま飲むか、もしくはその後に水を飲み干してもいい。ちなみに冷蔵庫で冷やすと若干マシになる。
この薬を飲めば治るのであればいくらでも飲むのだけれども、去年は治らなかったんだよなぁ、たしか。
先生の言うことを信じてみるか。病気という雨が止むかも知れないから。
こちらサポートにコメントをつけられるようになっていたのですね。サポートを頂いた暁には歌集なりエッセイを購入しレビューさせて頂きます。