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【まちづくり】新たな研究対象を買う。

こんにちは!いつも何かに挑戦していたい、タイルメイド代表の玉川です。2018年の古民家ダイブ(消滅可能性自治体の限界集落(一歩前!)の町に移住します。)から、早5年!その間に、結婚・出産して、そして、去年の12月からもう一拠点、古民家とは対照的な再開発の駅直結マンションを購入しました。

なんとなんと自分でも驚きの再開発のマンション、しかも行政主導・・・(恐しい響き)話を聞いた当初は、全国の暗雲立ちこめる再開発の事例を聞いてきたので批判的な気持ちも込めて気になっていたけれど、でもよく考えると、後にも先にもこのエリアにこのレベルのマンションはもう建たないだろうな〜〜という気持ちも。
そして、一軒家をどっしり構えるのは夫婦共々まだあまり興味が湧かず(いくつか見学もしたけど)、一方で想像もつかない「田舎にある高層マンション」への興味が湧いてきて、批判的な思いよりも興味が勝ってくるのを感じたのです。

そこで、どんなものか気になるんだけどと旦那さんに話したところ、「古民家と新築マンション、対照的なところに両方住める機会なんてなかなかないから一度問い合わせてみたらいいんじゃない?」というポジティブな返答。その一言に背中を(勝手に)押され、モデルルームを見に行ったところからスタートでした。ちょうど中間階以下の売り出しが始まるところで、気に入った間取りが空いていて、そこからあっという間に決まりました(タイミングって、勢いって、すごい!)
このマンションを買うための記録を残すのも面白いと思いつつも(例えば同じ部屋に申し込みが重なると100万円ずつ値があがって行く仕組みとか・・・)、今回はその話でなく、引っ越して半年経って、ここから始まる「コミュニティ形成」を間近で研究したいと思って記録していくことに。

いま私は、限界集落になりかけて危機感をもって長年まちづくりに取り組む123世帯のまちと、ぽんっ!と急にまちに生まれた225戸のまちと、両方のまちづくりに関わることができる貴重な機会をもらったわけです。
ひとつの自治組織、まちが生まれる瞬間に立ち会えるのは、そこに住んでいる住民以外いないわけなので、これを記録せずにはいられない。というより、それを経験したくてダイブしたようなものです。

そして先月行われた、マンション管理ための住民総会。半年住んでついに開かれるのか、住民総会・・・という感じで、私的には、「ようやく感」満載。せっかく住んだのに誰も知り合うことがないし、暮らしていても、エレベーターで挨拶ひとつするのにも気を使うし、なんだか居心地の悪さのようなものを感じる時もあったりして、とにかく「みんなであつまろーやー」と(勝手に)思っておりました。

総会は日曜日の午前中。どれぐらいの人がくるのだろう?と思っていたら、総会には住戸の7割ぐらいが参加していた様子(結構な意識の高さ!)みんなの参加のモチベーションはわからないけれど、やっぱりみんなどこかで何かを感じて、言いたいことがあったよう。

そんなわけで始まった総会ですが、住民からは、管理会社に先制パンチ。管理予算の不明瞭さや(例えば新築なのにエレベーター点検が多い、費用も高いとか)、全体の管理予算の妥当性を疑問視する声も。そして、管理会社を他にも選ぶ権利はあるんですよねという話もでたりして、なんだか開始早々、不満が勃発したような形になりました。
というのも、管理費も、修繕積立金も、住民専用の駐車場代も、ぜんぜん安くない。駐車場代は相場の2倍以上だし、修繕積立金も年を追うごとに値上がりしていくということは言われている。それらの金額が妥当か?それはどういう形で日常の快適さやサービスにつながっているのか見えにいくく、それはちょっとしたUNHAPPY感をもたらしていると思ったりしました。みんなちゃんと資料を読み込んでいるなという印象。(私たち夫婦はのほほん?としている方でした)

私が気になるのは、これからマンションの「町会」が立ち上がるという話。この町会で何かできるのか。管理組合の管理費の妥当性は、総会の様子をみると私よりも得意な方がたくさんいて、放っておいてもいい方向にしか動かさなさそうなので、あまり気にせず、それよりも町会がどんな動きになるのかを研究できればと思っています。

総会では、挙手制で理事を選任するということになり、ちょっと手を上げておいてよ!と、旦那氏を理事会に送り込むことに成功。旦那氏も意外とノリ気に見えた気がしました(→たぶん気のせいw)

マンションの町会、修繕積立金に比べたら全然予算はないのですが、何か面白いことが企画できるといいかなと思いました◎

ぼちぼち記録していきます〜!


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