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ガンジス川で平泳ぎをした話

初めてnoteを投稿する。元々は大好きな人のノートを見るために登録をしたnoteだったけどインド旅行で起こった事を記録に残したいと思いつきでnoteを始めた。文章は得意ではない、Twitterのキャプションを書くのにも毎回一苦労なのだ。


それでは本題。ガンジス川について知らない人にはまず、長渕剛の「ガンジス」をぜひ聞いてもらいたい。ここは聖なる川と呼ばれていて、自分が死んだあと火葬された灰をこのガンジスに流して貰うのが最高の幸せらしい「ガンジス川は私たちの母なんだ、偉大なる母なんだ」とある男はそう教えてくれた。

一方、そんな聖なるガンジス川では環境問題も深刻化していて、言ってしまえば「汚い」のである。そりゃ人間の死体や動物の死体やその他もろもろが流れていたら汚いに決まっている。世界で最も汚染された河川トップ5に選ばれた年もあったとか。

どんなに汚れている川であっても、彼らにとっては母親の存在なのだ。人にもよるが、週に1回このガンジス川に入って母の存在を感じ身を清めるのがここバラナシでの習慣。沐浴と呼ばれるその行為に観光客が入ると必ず体調を崩すとネットに書いてあった。

私は生まれた時からアトピーやとびひそして乾燥肌に動物アレルギーを持ち合わせている肌の最弱者なのだ。猫を触れば目の周りは真っ赤なパンダに喘息も持ち合わせているため無理禁物なのだが、折角ガンジスに来たのだから絶対入らなければならないという謎の使命感が生まれた。

現地の人に手を握ってもらいながら一歩一歩母の元へ、ヌルっとした感触が足の指を纏う。大丈夫正露丸は持ってきた。大丈夫大丈夫。自分に言い聞かせながら腰のあたりまで生ぬるい川の水を感じていた。友人も無事腰の辺りまで入りさあ出るか!目標達成!と出ようとした時。

「頭まで入って!!」と空気の読めない現地人「え、どうする?ここに入って1週間寝込むのだけは嫌だよね。」と私たち。観客も増えてきたので首のあたりまで入る事にした。せーの、、、

この顔である。

でも意外に「あれ?なんかこれ、大丈夫じゃない!?いける、、!!」だいぶ川に慣れてきて(ちなみに顔だけは絶対につけないと決めていた)余裕が出てきた私たち。

現地の人が一緒にとって欲しいと私に赤ちゃんを、、、そして、「いや、これ案外いけるわ。」となった私は写真前方の僕と共に2メートル程このガンジス川を平泳ぎしたのであった。

写真では収められていないが、動画には収めているので、またどこかで見る機会があるかも、、、

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