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ハワイ①入国審査✈とパイナップル🍍事件

2018年1月。
ハワイ・オアフ島を訪れました。

当時の私は、シェフ生活&私生活の無理が祟り日本で乳がんの手術を終え→リハビリ期間中にトップ企業で働きストレス満開→スリランカでアーユルヴェーダ→西オーストラリア州に帰国後、車で大陸横断→メルボルンに住んでいました。

そしてなんとここでも、凝りもせずストレスで百日咳に見舞われ、水面下で心と身体がバラバラに分離していたことに気がついていませんでした。

メルボルンに引っ越したものの、先般の経験からシェフとしてバリバリ働くのは違う!と理解した私は、事務職を探していました。


すぐにではありませんでしたが、幸い営業アシスタントのお仕事が見つかりました。

取り扱い商品の都合上、早朝からのお仕事。
朝5時の出勤だったかな。。
職場で派閥争いみたいなものもあってめんどくさいし、時給も低く、とにかく辛くて毎日行くのが嫌だなと感じていたら、酷い咳が出始め、夜も眠れない。休むこともしばしば起こり始めました。


仕事上は責任感を持って、やるべきことをやり、改善出来ることを改善した上で、
自分のために言うべきことも伝えたけれど、毎日イヤイヤ仕事に行ってました。


そもそも引っ越し後、「働いていない」というと、怠惰な感じがして、そんな時間が長くなることにモラル的に耐えられなかったことと、銀行口座からどんどんお金が無くなることに不安を覚え、とりあえず働いたことが原因だったように思います。


そこに喜びも意味もないのに「ただ働いている」ことに身体が悲鳴をあげていました


そんな折、ハワイに行きたいな〜でもお金無いしな〜と思っていたら、なんとSaoriがクライアントのMariちゃんとハワイに行こうと思ってると言うではないですか。

お金がないのに一度日本に帰り、そこからハワイへ旅行へ。
頭では何度考えてもおかしいけれど、感覚的には合っている。
なんとなくこの旅が自分には必要な気がする。

矛盾しているけれど、感覚を信じてみよう。

まだ計画前だし、一緒に行けばいいと快くお誘いいただいたので、思い切って行ってきました。

現地でどこを訪れるかは、その時のインスピレーションに任せたいということで、臨機応変に対応できるように、宿はAir bnb で探して、オアフ島の真ん中辺りに位置し、治安も良さそうなMililani という街にあるとても綺麗な一軒家を借りましたが、当時3人で4泊して6万円ちょっと。
1人2万円という破格でした!

そして日本からホノルル行きの航空券も。
いつもはタイミングの悪い私ですが、後にも先にもこの一回。珍しく安い航空券が手に入り、往復5万円ぐらいだったように覚えています。

レンタカーも3人で割って、合計の旅費は10万円かからなかったと記憶しています。

やっぱり行くべきして行くのだというサインでしょうか。

オアフの文字に重なる◉がミリラニ

ハワイへは、子供の頃以来の来訪です。
その時はワイキキビーチのヒルトンに泊まり、お花のレイを首からぶらさげ、コナコーヒーやフラダンスディナーショー、海の中が見えるボートに乗ったり、アラモアナショッピングセンターでのお買い物など、いわゆるザ・観光でした。
温暖な気候で、雨が降っても、爽やかだったイメージがあります。
それから飛行機で食べたマカダミアナッツと、チョコレートが美味しかったことも記憶にあります。


あれから30年ほどが経ち、関西国際空港からホノルル空港へ降り立ちました。

もわっ!蒸しアツい。
記憶と全然違いました。

入国審査で、旅の目的や滞在期間、滞在地など簡単な質問に答えます。

日本から来たと申告しているのに、ひどいオーストラリア訛りの英語を話し、滞在先として人気のビーチのホテルとかではなく、何もない小さな街のアドレスを言ったために怪しまれました。

「友達と来ています。」と既に審査を終えた2人の方を指すと、

「2人は大丈夫だった。なんで、お前だけオーストラリア訛りなんだ!」と問い詰められる。

(どれほど酷いかと言うと、日本に住むオーストラリア人にも、一度笑われたことがあるほどの訛りです。わて、大阪出身でんねん。まんねん。そうでんねん。儲かりまっか。ぼちぼちでんな。ほど酷いのでしょうか。)

悪いことはしてないけれど、悪いことをしてしまった気持ちになってソワソワしてしまい、「わっ、私はオーストラリアから来たんだけど、にっ、日本から来た。。。」変な返答になる。

結果的に審査官は、ただ会話を楽しんでいたようで、無事「気をつけて楽しんで」と笑顔で送りだしていただきました。

空港から送迎バスに載り、レンタカーをピックアップ。
アメリカは左ハンドルの右側通行。
運転が得意なMariちゃんが船長を勤めてくれます。
(ちなみにオーストラリアは日本と同じ右ハンドル、左側通行です。)

私は運転する彼女を後ろのシートから眺め、右折や左折の時に頭の中でシミュレーションするだけで、ごっちゃごっちゃになったので、とても助かりました。


とりあえず宿に荷物をおろして、街ぶらり。

タイトルにある写真の花、ブーゲンビリアを植えているお家が多く、緑の芝生とのコントラストが色鮮やかで美しい。

街のパブで腹ごしらえ&ビールを堪能しました。
ウェイターの女の子がとっても可愛らしく、素晴らしい笑顔で、めちゃめちゃ感じが良い。
良すぎて驚いた。
オーストラリアはフレンドリーだけど、どっちがお客さんやねん!と注意したくなることもあります。

ここアメリカはチップ文化です。
料金の合計の15〜20%を上乗せして払います。
お会計時に、自分でチップを書き込み、上乗せしてクレジットカードで払う。

写真は悪いですがジューシーで美味しかったです。


こちらはメルボルンのお気に入りのバーガー
エスプレッソとミルクを氷の入ったグラスに自分で注ぐカフェオレ(写真が少ないので投入)

お水やらなんやら、必要そうなものをスーパーで買うことにしました。
お会計前に、そうだ!ハワイといったらパイナップル🍍
原産地だし、観光地でもない地元のスーパーだからお得なはず!
ちらっと$5の文字が見えました。

レジが進むと、パネルに打ち出された数字は20。
思わず大声が出てしまった。
「パイナップルに20ドル〜!?」
2000円以上です。高級フルーツのようなお値。

1個$5じゃなくて、ポンド当たりだったのでしょう。
よく肥えた立派なパイナップルでした。

これより立派

レジの人はやめとく?と親切に聞いてくれましたが、せっかくの現地のパイナップルなので有り難く頂戴することにしました。


さて、お宿に戻り部屋割りです。
2ベッドルームなので1人はリビングのソファーベッドで眠ることになります。

①マスターベッドルーム(一番広い)
②ゲストルーム
③リビング

狙うは①。勝負はじゃんけんで決めます。

4泊の寝床がこれで決まるのです。
掛け声に闘志を込めて、渾身の一投を。
「い〜んじゃ〜んで、ほ、い!」
※関西はジャンケンポンじゃありません。

③リビングでの就寝となりました。
勝負事とプレッシャーに弱い、私。
絶対負けてまう〜と思っていたら、案の定負けました。
結構へこみました。

ハンバーガーでお腹が空いていないのもあり、この晩は明日どこへ行こうかと私の部屋(リビングルーム)に皆様をお招きし、会議を開きお喋りしながら過ごしました。


続きは明日!
お楽しみに。

たまひろ











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