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家族とうまく話せない

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家族が同じテーブルに議題を置いてあれこれ話し合う 「かぞくかいぎ」の実践や研究を行なっている物書きの玉居子泰子です。 時々講演やワークショップもやっています。 でも 家族と面と… もっと読む
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記事一覧

みていられないけど、みてるよ

「ねー、みてて! みててね!」 と、毎日、なんどもなんども請われていたのは、もう10年も前…

仲間がいるっていいことね

2023年も、そろそろおしまいに近づいている。 今年が始まったと思ったら、瞬きをしている間に…

息子と娘を足して二で割りたい

 先日、息子と娘と3人で晩ごはんを食べていた。 いつもだいたい、ごはんどきは、 何かしらた…

罰と飴

父方の祖母はちょっと怖い人だった。 いつもなんだか高価そうな着物をきっちりと纏って、 で…

小さな声に耳を傾ける

久しぶりの投稿です。毎年、年が明けると「ああ、blog、更新してない……」と悲しい気持ちにな…

「その人らしさ」はどこに?

先日、久しぶりに父に会った。 認知症が急激に進み、 医師やケアマネジャーと相談した結果、…

郵便局と暴力団にきをつけろ

また更新が空いてしまった…。 前回の「父と話したこと」の続き。 「父は、年をとって、多分いろんなことにも疲れて、すっかり無口になってしまった。」 と書いたのだけど、今も父は健(こうといえるのかどうかは不明だけど)在していて、 うちのすぐ近所に住んでいる。 最近、足が悪くなってなかなか歩けないのだけど、 突然夜中にパジャマとスリッパで脱走したり、転んで保護されたり、なかなか大変である。 「歩けないのに、寒い中どこへ行くのよ、おとうさん」 と、聞けば。 「暴力団が追

1・17のあとで高層ビルに上って 父と話したこと

今年も今日がやってきた。 1月17日の朝、目が覚めると、ぼんやりとあの日の朝を思いだす。 あ…