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行動する前に考えよう

行動する前に、考えること

3歳のときに 学んだ


当時父親からもらった乾電池は、赤色をしていた

「おもちゃにしていいよ」

父親は、電池量がない単3電池2個を、私の左手に置いてくれた

小さい片手のひらには、単3乾電池2個を握りしめるのが精一杯だった

握った感触が気持ちよく、
手の中で動かすとコロンコロンと、音がして楽しかった


当時の生垣の印象 よそ様のお庭は、青々とした芝生が広がっていた

5月の連休

単3乾電池をお供にして、韮山のおばあちゃんの家に連れて行かれた

庭に出てみると、よそ様の家の庭に出られる生垣が目に入った

ちょうど、土の辺りに、潜れるくらいの空間があった

よそ様は、連休はお留守ということも
知っていた

今がチャンス!

生垣を潜って出る遊びをしてみよう!

ちょっと待って?

左手に単3の乾電池を握っていることに気が付いた

電池を持ったまま潜れば、なくすのでないだろうか?

うーーん。

考えた末、やってみなければ分からない!

何とも無謀な思考で「潜りっこ」を始めた

右側の生垣から出て、入って戻る

その繰り返しでくねくね行ったり来たりを楽しんだ

最後の生垣を潜ろうとしたとき、左手の単3乾電池が1つ無いことに
気が付いた

しまった!!

貰った乾電池!探さないと!

今まで行動したところを戻れば見つかるはず

そう考え、逆方向でくねくね行ったり来たりして乾電池を探した

30分くらい経ったころ、父親が庭にいる私を見つけた

「Tちゃん。なにをしているの?」

。。。どう言えばいいだろう

折角貰った乾電池が見当たらない

「ごめんなさい」が先か?

事実を伝えるのが先か?

一瞬迷った挙句のセリフ

「パパしゃん! (乾電池が)ひとっちゅ ないよー!」
(人差し指で「1つ」を表現した)

真面目に伝えたつもりだったが、父親には
「面白い!」と感じたらしい

おなかを抱えてずっと笑っていた

私は頑張って、いったのにい。。

その後も一生懸命探したが、もう一つの乾電池は見つからなかった

行動する前によく考える

失敗から 学んだ



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