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公立学校教員。 セカンドキャリアとして、地域の方に食を通して体の不調に対応する良さを伝…

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公立学校教員。 セカンドキャリアとして、地域の方に食を通して体の不調に対応する良さを伝えていきたいと考えています。

最近の記事

子どもが教えてくれたこと

「専科って 担任と違って難しいのよ」 「私は学級開きで譲れないことが3つあるって 伝えるの」 「人に嫌なことをする」 「危険なことをする」 「3回注意されても改善しない」 「この3つに当てはまると叱るよって 伝えるの」 「早く授業したいなって思うけれど 譲れないことがあることを伝え続けることが大切と考えてるの」 4月から 授業がざわざわしている 授業規律が入らない どうしよう と焦っていた A先生のお話を伺って  授業の約束を繰り返し伝える 良いところや頑

    • 子どもの実態を考えて

      「モチモチの木で時数が必要でしょ」 「学校じまんはさ、学級の思い出ランキングにしてそのままお楽しみ会の準備に繋げればいいよね」 お世話になっているM先生に年度末の単元構成のアドバイスを頂いた 「学校じまんの単元 学級の思い出じまんはどうかな?」 「一年間 みんなが楽しく過ごせた学級をふり返ると、  素敵な思い出が心に残ると思ったの」 「皆は どうしたい?」 「うん いいねー」 「どんな思い出があったかなあ?」 「社会科見学に行ったよね?」 「そうそう 初めて

      • 環境を整える

        「あ きれいになった」 環境の変化に気が付いたのかな じゃあ 続けてみよう 1月5週目 父の忌引き明けに教室を見た 諸事情で先生がお休みされている教室 子どもたちに必要なことは何だろう まずは教室清掃を考えた 黒板清掃 机拭き 床に落ちた墨汁拭き 床清掃 棚拭き 鉛筆削りカス、ゴミ捨て 毎日 黙々と清掃した 2月1週目 床に落ちていた子どもたちの持ち物が少なくなった 2月2週目 教室中に置かれた子どもたちの私物 自分のロッカーやお道具箱に整頓するよ

        • やるなら 愉しく

          「あなたしか いないんです」 「一緒に年度末 乗り切りましょう!」 先週から打診があった 校内事情で 専科から学級へ入ることに 「やるなら愉しく取り組むほうがいいよ」 「国語やりたいです!って 提案するのもいいね」 お世話になっているM先生の言葉に刺激を受けた 高学年算数指導の合間に授業をする 「どの教科をやりたいですか?」 「国語をやりたいです」 モチモチの木 子どもの顔を思い浮かべながら  どんな展開にしようか ノートに構想を書き出したとき K元

        子どもが教えてくれたこと

          子どもは よく観ている

          「数の少ないおかずはね、当番さん優先なの」 先生が急遽お休みをされ、私が補教に入った 給食のシステムが分からなかった 子ども達が安心して過ごせる言葉は? 一瞬考えた 「教えてくれる?いつもは何時にいただきます するの?」 「おかわりは誰がよそうの?タイミングはある?」 「あのねー 先生がおかわりをよそってくれるの」 「多いおかずが先」 「牛乳とか から揚げは最後にジャンケンなの」 「先生 少ないおかず分けてくれる?」 「A先生の分のから揚げ 8つに分けまし

          子どもは よく観ている

          父は心の中にいる

          「あのね お父さんは 完全にはなくならないんだよ」 「意識は薄れていく」 「でもね もう一つの意識ははっきりしてくる」 「全てを知っている そして 全てを見ているんです」 「どこへでも行かれるんです」 「今でもね あなたを心配していると思うよ」 「娘は大丈夫かなあ。。。ってね」 「だからね あんまり 悲しまないで」 「なにか お手伝いできることがあったら いつでも言ってください」 「悲しみは 免疫を低下させます」 「今は 気持ちが張り詰めているかもしれない

          父は心の中にいる

          周りの人に支えられて

          「どうぞ。。」 都営三田線に乗っていた 父親の病状を考えたら 涙が止まらなくなった バッグからハンカチを探そうとしたら 外国の方が 下さった 「ありがとうございます」 温かいお心遣いに 感謝の気持ちでいっぱいになった 「あと一日で冬休みです」 「がんばって」 父親の手術 病院行き帰りの日々  心折れそうになったとき 温かい励ましの言葉を頂いた 気持ちを切り替え 授業を愉しく取り組めた 「介護認定が下りたら、助成金で手すりが付けられます」 「おむつ

          周りの人に支えられて

          日常生活で使われている言葉を思い出す

          図書館からの帰り道 5歳から通り慣れた道を辿って家路に向かった 「ぴっつ ぴっつ ぴっつ・・・」 規則的な笛の音がする 何故だろう。。 前方100m先にパトカーの赤色灯が見えた 警察の方が 双方車線に向かって笛を吹き、交通整理をしていた 軽自動車の右側ウィンドウが粉々に バンパーも曲がって外れていた 運転者双方が事情聴取を受けていた。。。 細いバス通りでの事故 ショックだっただろうな。。。 ふと目線を前に向けると 3歳くらいの男の子とおじい様が、手を繋

          日常生活で使われている言葉を思い出す

          自分にしかない何かって?

          「10月に喜多川先生の新作が出ますよ」 T先生からメッセージを頂いた 発売日をわくわくしながら 待っていた 10月10日から、元気のいい学級の子どもたちを担当している 単元ごとに担当の子どもが変わるが、難しさを感じていた。。 読もう 読もう と思っていた気持ちがいつしか離れ ただただ、業務をこなす毎日となった 11月8日(水) 授業中  子ども同士のトラブルがあり、授業が終わらなかった 何が正解か分からず、咄嗟の対応も こうかな?と感じたことを行った 褒め

          自分にしかない何かって?

          感謝の気持ちをもつ

          10月18日(水) 歩けなくなった 管理職に伝え、時間休を頂き、病院へ行く エコーで調べてもらったが、原因が分からなかった でも、痛くて歩けないことは変わらなかった 10月19日(木) 午前と午後 診療所は休診日なのに、着信履歴があった 折り返し連絡したが 留守番メッセージに変わった 何だったんだろう。。 10月20日(金)午前 主治医から連絡を頂いた 「あれから ずっと気になって」 「血液検査もするべきだったと思ったんです」 「そのことを伝えたくて 

          感謝の気持ちをもつ

          見えていなかったものに目を向ける

          来週月曜日から、授業が始まる 6年生は「拡大図と縮図」 どうせなら、愉しく学べるといいなあ。。。 でも、どうやって? かたーい頭で考えると、よいアイデアが浮かばなかった とある先生に、ヒントを教えてもらった 「身近に、拡大図と縮図の関係になっているもの。あるんだよね。」 そうか! 見過ごしていたデザイン 中央と屋根の三角形は、拡大図と縮図の関係になっていた 形は同じ 大きさが違う 対応する角の大きさは等しい 対応する辺の長さの比が等しい 拡大図縮図

          見えていなかったものに目を向ける

          対話・共創型 PBL

          8月19日(土) 桜美林大学新宿キャンパス 小学校と高校のコラボで、「修学旅行という企画に基づく探究学習」を 提案する 授業者は、私立高校の先生 私と先生方5名で、ファシリテートを務めさせていただく 8月2日(水)14時30分~リハーサルを行った 修学旅行をより良いものにしていくために、プレゼンテーションを行う なぜ、小学校と高校のコラボ? 「互いの特性を理解という見取りで、優れているのは小学校教員だから」 実は、この言葉を紡ぎだしたのは、登壇する生徒さんた

          対話・共創型 PBL

          まずは、やってみる

          7月31日(月)6時18分 出勤した 職員室に向かう階段で管理職とすれちがった 「Tさん。おはようございます。」 「S先生。おはようございます。お早いですね。」 「Tさんも、ご一緒にラジオ体操どうですか?」 「え?」 「もし、よろしければの話ですが。」 「どこで行われるのですか?」 「えー?本当に来るのー?」 「ここを真っすぐ行って右手です。」 「はい。分かりました。」 🤔時間よりも、行動する方がいい 荷物をロッカーに入れ、帽子をかぶって。 いざ!

          まずは、やってみる

          富岡八幡宮連合渡御

          7月30日 10時~ 富岡八幡宮お神輿担ぎの練習会に参会した 初めての方々と練習 つま先が前方の方に当たって 「先程は、失礼しました。」 「いやいや。こちらこそ。」 笑顔と温かい言葉に、ゆったりとした気持ちで過ごせた ある人と目が合って、笑顔を返した 「こんにちは。」 「13日は、よろしくお願いいたします。」 「こちらこそ。何時ごろ出られますか?」 「友達がいるから、時間を合わせようと思っています。」 「そうなのですね。」 「水がね。。。」 「女性は

          富岡八幡宮連合渡御

          子どもから学ぶ

          「こうやってやるんだよー」 「こうだよー」 幼稚園教諭の免許取得に向けて頑張っていたとき 体育の科目で「二重跳び」があった。。 私は二重跳びができなかった。。 「お前、二重跳びできないの?」 「こうやるんだよ」 父親に教えてもらったが、跳べなかった。。 私が通っていた学校は、幼稚園が併設されていた。。 毎日中休みになると、裏庭でこっそり二重跳びを練習した でも、我流なので できない。。 ある日 幼稚園の5人の男の子が、私の練習の様子を見つけた 「何して

          子どもから学ぶ

          日本人が大切にしてきた和の心

          (お先にどうぞ) (忘れものですよ) 道路を横断する時、電車の中に傘を忘れた時、声をかけられて有難いと感じたことが幾度かあった そんな瞬間、心が温かくなる 誰かが困っている時、力になりたい 7月 日曜日 M銀行のATMにお金を引き出しに行った 見知らぬ人の通帳がATMのラックに挟まれていた 緊急電話を使って、状況を伝えた 「ATMの右上に連絡ボックスがありますか?」 「あ。はい。あります」 「その中にお通帳を入れてください。これから当行員が引き取りに参ります

          日本人が大切にしてきた和の心