見出し画像

定番嫌いの幸せ色

"La vie en rose" =薔薇色の人生。
必ずしもそれはピンク色とは限らない。
幸せ色は人によって違うから。

この歌を唄ったのは、フランスの国民的スター ”エディット・ピアフ”。

「ベルヴィル通り72番地」

今回のパリで、私が住む場所に決めたのは、このエディット・ピアフが生まれたアパルトマンの近くでした。

ベルヴィル地区と言い、ピアフが暮らした頃は大変な貧民街で、移民の住む街でした。

「1915年12月19日にこのアパートの階段で生まれたと伝えるプレイト」

しかし、今やストリートアートの聖地と呼ばれるホットなカルチエとなりました。

「オシャレなアフリカンの女の子」

様々な言語が飛び交う大変活気のある街で、

「日曜日のベルヴィル通り」

モンマルトルと同様の高台にあるので、ベルヴィルの坂道はスケボーの練習にちょうど良いらしい。週末は若者に道路を占拠されることも…(普通のバス通りだけど)。

「ポンヌフ橋」

1950年代の古き良きフレンチアクセントの彼女の歌声は、パリの街をセピア色に染めてしまうのでした。

ピアフの没後60年を記念して、この週末はベルヴィルで無料コンサートが開催されたそうです。

ちょうど同じ頃、東京・青山の草月ホールではシャソン歌手 ”青木FUKI”さんのリサイタルがありました。

ご縁あって、会場の花を作らせていただきました。このFUKIさんは定番嫌いで、私の「定番外れ」の花をご贔屓いただいております(笑)。

幸せ色は人それぞれ。

今回は…セピア色のアンティーク紫陽花に、パリの煌めきをのせて。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?