見出し画像

植物モチーフに込めたそれぞれの思い

Condoléances

意匠には様々な思いが込められています。文様という形で使われるモチーフには、古くから植物がよく使われます。

その中でも、アカンサス文様は紀元前5世期末のギリシャが発祥とされていて、長く愛されています。現代でもあちらこちらで見かけるし、身近なところでは、家具や食器、アクセサリーにも使われています。

アカンサスは、古代ギリシャ時代から神聖な植物として愛されて来ました。そしてヨーロッパに広がり、ルイ14世は自らの不滅の栄光をこのアカンサスの葉で印しました。ルーブル宮、ベルサイユ宮殿にその痕跡が残っています。

植物由来の文様は、しなやかで強く美しい。今回はそんなアレンジにしたかった。お悔やみの花だから、神聖な植物をモチーフにして、ご冥福を祈ります。

今朝の日の出はとても幻想的でした。




この記事が参加している募集

私の作品紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?