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一粒で二度美味しい感、ミュシャ展

https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/19_mucha/

『みんなのミュシャ』展、行ってきました。
ミュシャ作品の美しさ、すごさはもう見ればわかるよね……ということで。

その中で、ミュシャ作品に影響を受けた日本のクリエイターのコーナーが、なかなか面白かったです。

明治・大正期に海外留学した芸術家が持ち込んだミュシャ作品に、人々が「異国」「新しい世界」を感じてオマージュ作品のようなものがたくさん生まれる。
その後、戦争という暗い時代の中でミュシャ作品は忘れられていく。
しかし少女漫画の中にその影響はひっそり残り、再発見されていく。
1900年代後半にRPG、ファンタジー作品が盛り上がり、そこにミュシャ作品の影響が反映されることで、人々は「異国」「新しい世界」を感じていった……みたいな説明があって、ふむふむと読みました(かなりうろ覚えなので、全然違ってたらすみません。)

そして影響を受けた漫画家さんたちの原画も展示されてまして、これまたすごく美しかったです。
影響をうけたことがわかりやすいものもあれば、言われてみればそうかも……というものもあり、それぞれのクリエイターさんの中で消化・吸収するとこうなるのかーという驚きがありました。

ミュシャ作品の展示もよかった上に、特別企画も面白くすごくお得感ありました。行ってよかったです。

9/29日まで開催。

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