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【子育て】21世紀型教育とは?!~大人も子どもも「四つのC」を鍛えよう!~#399

おはようございます、tamamioです(^^)皆さん、「21世紀型教育」と言う言葉をご存知でしょうか。

今回は、子どもはもちろん、大人にも必須の21世紀型教育の「四つのC」について発信します。

1 10年後の日本の教育の姿は、この国に学べ!

本日のおすすめ本は、こちらです!

日本の学校教育は今、大きく変わろうとしています。海外に比べると、とてもゆっくりですが、時代とテクノロジーに合わせて、進化・変化しつつあります。

では、日本の学校教育は、どのようになるのか?それを見るのに最適なのが、世界の教育法が集まってるマレーシアです。

マレーシアは本当に、教育が多様性に満ちています。公立学校はもちろん、インターナショナルスクール、ホームスクール、国際バカロレア、そして独学。

一人一人が違うように、その人に合う教育法もまた違うはず。自由で多様なマレーシアの教育を知るにつけ、「これが10年後の日本の姿!」とワクワクしました。

2 21世紀型教育の「四つのC」

ここで、世界の教育の2つの型について引用します。

世界の教育には、大きな流れとして「プロイセンモデル」の「従来型」と、新しい教育である「21世紀型」があります。

p49

教師が一斉指導で教科書と黒板を使って教える日本は、言うまでもなく「従来型」です。もちろん、これが悪いと言っているわけではありません。

対する「21世紀型教育」は、「四つのC」を教えることが目標です。

四つのCとは、以下です。

・Communication(コミュニケーション)
・Collaboration(協働)
・Creativity(創造力)
・Critical thinking(批判的思考)

この「四つのC」!学級目標にぴったり!と思ったのです!

3 次の学級目標は「四つのC」

私は小学校教師です。今年の学級目標は、既に「挑戦」で決まってしまって、それに沿って動き出しているのですが、次はぜひとも「四つのC」にしたい!

それくらい、この「四つのC」が魅力的なのです!

(1)4C-1 コミュニケーション

これはいわゆる「コミュ力」とは違う、と著者の野本響子氏は述べます。

「自分の意見を言語化でき、きちんと伝えられる能力」「ほかの集団に対しても心を開ける能力」に近いと感じます。

p73

これは私も、ちょっと苦手です。子どもと一緒に、鍛えて行けたらと思います。

(2)4C-2 コラボレーション(協働)


この中で、特に印象に残ったのが、次の記述です。

個性が育ってくると、「協力」することで仕事がうまくいきます。それぞれができないことを互いに補い合うのです。

p82

ああっ!確かに!!発表が得意な子、書くのが得意な子、調べるのが得意な子、それぞれの得意を生かし、また苦手を補い合うことで、一人でするよりも質の高い作品ができます。

全員が同じタイプだと、集団から抜きん出るために「勝たなければ」となりますが、個性が強い人ばかりだと「協力しなければ」になります。

p83

子ども同士の競争って、なんだか悲しいですよね。

(3)4C-3 クリエイティビティ(創造性)

本書で取り上げられる創造性とは、「物語を考えなさい」「作曲しなさい」だけではありません。

技術・専門知識を得て、設計し、創造的に働く「体験」をするのです。

p92

「創造的に働く」というのが、また私の心をくすぐります!ちなみに、創造性の試験では以下の実技が行われるそうです。

1 発明品を作成する
2 デザインをする
3 素材を選ぶ
4 製造工程を決める
5 資金はどうするか

p92-96

(4)4C-4 クリティカルシンキング(批判的思考)

クリティカルシンキングを、文部科学省は「多様な観点から考察する能力」としています。

クリティカルシンキングを育てるために、多様な教育がなされているのですが、一番すごい!と思ったのがこれです。

広告はどうやって大衆を扇動するのかを分析する練習

p102

大衆扇動(プロパガンダ)について知り、それに踊らされないようにするための教育は、大人にも子どもにも必要です。もちろん、私にも!

このように、子どもにも自分にもつけたい「四つのC」。自分の為にも、来年の学級目標にしたいと思いました(^^)

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
では、今日も素敵な一日を!


私の創作活動の糧は「読書」です。より多くの書籍を読み、より有益な発信ができるよう、サポートいただけると嬉しいです。