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すごいぞ!はっせん!■06ー京王電鉄8000系

今回は京王8000系について語ります。

京王電鉄8000系は1992年から製造開始となった京王線用の通勤形電車で、245両製造されています。京王線用の車両として初めてVVVFインバータ制御を採用、車体や車内設備こそ基本は先に投入されている6000系や7000系を活かしながらも、運転台周辺の構成を大きく見直したことによって新しいスタイルの京王線車両がお目見えしました。

都営新宿線への乗り入れはないものの、新設となった相模原線の特急から高尾線直通の分割併合列車などと幅広く活躍する車両となっており、製造当初は6両と4両に分割できる10両編成として、本数を満たした後の追加は8両編成として製造が続きました。

沿線の利用状況の変化によって分割併合列車がなくなり、優等列車は10両編成、それ以外は8両編成での運用が基本となったことから、10両編成の中間に挟まる運転台は順次撤去され、10両貫通編成に変わっています。さらに、2013年頃から車体や搭載機器の更新が進められており、今後も最前線での活躍が見込まれます。

それでは次回の投稿まで、ごきげんよう。

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