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秒殺と瞬殺(算数や数学での話)

今回の話題は、あくまでも当方基準での話で。

あれこれ問題を解くときに、ある程度意識するのが「どれぐらいの手数で解くことができるのか」と「どれぐらいの情報・経験を持っていれば解くことができるのか」の2つです。
前者は脳内でタタタッと端折ってしまえるものも一応、必要とする手数を考えるのがマイルールで、言いかえれば「過程も載せた答案を作るならどれぐらい書く必要があるか」にあるとも言えます。
後者は言うまでもなく誰でも推し量ることができる「知っている」「教わったことがある」「類題に触れたことがある」のレベルから、「ああ、たぶんこうすればいいと気づかせたいんだな」なんていう作問者視点に至るレベルのものも範疇に入ります。

このようなあれこれを踏まえて問題を仕分けしてみると、どうやら中学入試の算数や高校入試の数学あたりまでは、かなりこみ入った応用問題であっても小問レベルに問題を分解できれば、そのひとつひとつのステップは案外サクサク片づけられるように作られていることがわかります。公務員試験やSPIでも、かなり上級のものでない限りは、同様にハードルはそう高くないことに気づきます。

ところがさすがに大学入試レベルの数学になってくると、複層的な知識の組み合わせや、教科カテゴリーを超えた解き方を活かせるかどうかで、その解答ストレスは大きく変動しますし、もちろんその過程では計算ミスや記載ミス、ひいては問題の読解力もその変数に飲みこまれてしまうという、なかなかのスキルとメンタルを求める世界がそこにあります。

それでも、いくつかは表題にあるように秒殺(自己定義で1分未満で解答を導くことができる)や瞬殺(自己定義で15秒程度で解答を導くことができる)させられる問題もあるので、そういう問題に巡りあえるとやはりテンションもあがるというものです。

さて、それではこの週末に向けてどしどし問題演習を続けてまいりましょうぞ。
それでは次回の投稿まで、ごきげんよう。

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