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すごいぞ!はっせん!■03ー近畿日本鉄道8000系

今回は近鉄8000系について語ります。

近鉄8000系は1964年から製造開始となった奈良線・京都線・橿原線用の電車で、208両製造されています。近鉄奈良線の車両大型化に向けて本格的に製造された車両で、奈良線最初の大型車体車両となる900系(24両製造)に続くものでした。

製造当初は扇風機のみでしたが、製造が進むにつれてラインデリア付きとなり、機器配置の見直しによって1969年から8400系が80両製造され、さらに1973年からは冷房装置が新製時から搭載された8600系が85両製造されました。

8400系。現在は見た目の違いは少ない。


8600系。クーラーキセが一体型なのが特徴。

1980年代に入ると冷房改造や制御方式の変更などで番号や車種が変わる編成が現れるも、配属路線の特急を除くほぼすべての種別を担当する活躍ぶりを見せ続けています。

さらなる世代交代が進んだことによって数を減らしてきていますが、まだ多くの編成が残っています。長らくの活躍が期待できそうです。

それでは次回の投稿まで、ごきげんよう。

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