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旅の伴にした本(29)ー地図記号のひみつ

こちらもなかなかおもしろい新書でした。
中公新書クラレ「地図記号のひみつ」今尾恵介 著。今年(2023年)1月の刊。

実は地図記号って、時代の変遷とともに出現したりかたちが変わったり、消滅したりしています。
しかも、地図記号は世界共通ではなく、国ごとに異なったものが独自で定められています。

まあ、例えば学校を示す地図記号なら日本では「文」という漢字をモデルにしたものがあてはまりますが、漢字こそ使っている国は限られるわけですから、他の国ではどうなってるんだろ?という疑問も出てきます。

そういったことにも視野を広げることができるようなトピックも満載の著作となっています。

雑学を拡張するのにも、なかなか多くのネタが手に入ること請け合いです。

それでは次回の投稿まで、ごきげんよう。

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