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すごいぞ!はっせん!■21ーJR東海313系8000番台

今回はJR東海(東海旅客鉄道)313系8000番台について語ります。

313系8000番台は1999年、中央西線で新たに設定された有料定員制の快速列車「セントラルライナー」の車両として登場しました。3両編成6本が製造されています。

他の313系と大きく異なるところは、外装においてオレンジ色を纏う面積がかなり大きいことと、車内の乗降口とその間の座席スペースが間仕切りで仕切られていること。

車内には間仕切りが設けられている

転換クロスシートも少し高級感があり、窓のカーテンもフリーストップタイプのロール式のものではなく、プリーツタイプの横引式のものが装備されています。

長らくの間、朝ラッシュ時は快速列車の一部車両として走り、それ以後は「セントラルライナー」として特急「しなの」の間を埋めるように名古屋ー中津川間を往復していましたが、2013年に「セントラルライナー」が廃止となってからは快速列車や一部のホームライナーに用いられるようになりました。

2022年からは静岡地区に移動して、同エリアの数少ないクロスシート装備車として活躍を続けています。

簡単ではありますが、概要を載せておきます。

■東海旅客鉄道313系8000番台
・製造初年 1999年
・製造両数 18両(3両編成6本)
・制御方式 VVVFインバータ制御(IGBT素子)
・営業最高速度 130km/h
・運用線区 中央本線・東海道本線・御殿場線など
・運用区間 熱海ー静岡ー浜松など(中央西線時代は名古屋ー中津川など)

それでは次回の投稿まで、ごきげんよう。

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