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旅の伴にした本(3)ー科学的に歴史を読む

こちらは期待値を高めにとって読んでみたところ、なかなか手応えがあった書籍のひとつです。

幡田安弘著「日本史サイエンス」ーブルーバックスシリーズ
"サイエンス"を銘打つだけあって、船の設計などに携わるエンジニアである著者が、伝説と化している歴史的事象の3件について述べたもの。
この3件の中には、いずれも船が出てくるというのがポイントとも言えるのですが、それ以外にも「そう言えばそうだなあ」といえる内容が、極めて論理的に、かつわかりやすく述べられています。

歴史の本なのにブルーバックス?と思った方は、あえてブルーバックスシリーズの扉を押し開く最初の1冊として読んでみると、なかなか面白く感じられるかもしれません。

それでは次回の投稿まで、ごきげんよう。


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