日高本線を終えてわがまちご当地入場券の旅も後半戦へ。
今回は富良野へ向かう２ルートの駅をまとめます。
それでは各駅の概要をまとめておきます。

【美瑛駅】<F37>
上川郡美瑛町(人口約1万人)の駅。1899年開業。富良野線の駅。
町名の由来は「ピイェ」、油っこいという意味を持つアイヌ語から。
農業が中心だが、畑作地域では作付けされるものが毎年変わるため、
田園風景は毎年様変わりする。
町域の多くを占める山林では林業もさかん。多くは人工林となっている。
旭川<A28>から普通列車で約35～40分。
旭川―美瑛間は概ね１時間に１本の設定がある。

★ご当地入場券の発売場所……みどりの窓口で取扱。
☆購入日、交通手段……5/6。Peachひがし北海道フリーパス利用の傍ら、
　３時間貸しレンタカーを活用。

【上富良野駅】<F39>
空知郡上富良野町(人口1万人)の駅。1899年開業。富良野線の駅。
町名の由来は富良野の北側、開拓使の所在する札幌からみて
上に位置することから。現富良野市の分村というかたちで
誕生したという経緯もある。
ラベンダー畑で有名だが、農業は米、テンサイ、ジャガイモと多彩。
ホップの産地としては道内随一。畜産では養豚がさかん。
陸上自衛隊の駐屯地と演習場が町内に所在する。
美瑛<H37>から普通列車で約20分。

★ご当地入場券の発売場所……みどりの窓口で取扱。
　上記以外にセイコーマート上富良野宮町店と上富良野店でも取扱がある。　上富良野駅からは前者の方が近く、徒歩15分ほど。
☆購入日、交通手段……5/6。Peachひがし北海道フリーパス利用の傍ら、
　３時間貸しレンタカーを活用。

【中富良野駅】<F42>
空知郡中富良野町(人口約5,000人)の駅。1900年開業。富良野線の駅。
町名の由来は上富良野からの分村によるもの。
上富良野町と富良野市の間に所在することから。
上富良野町と同じくラベンダーの町としてのイメージがあるが、
こちらは稲作が中心となる。
オンシーズン期には中富良野駅の１つ旭川寄りに位置する
ラベンダー畑駅<F41>が臨時駅として開設される。
上富良野<F39>から普通列車で約10分。富良野<T30>からは7～10分ほど。

★ご当地入場券の発売場所……中富良野駅の臨時観光案内所で取扱。
　上記以外にセイコーマート中富良野店でも取扱がある。
　中富良野駅から徒歩5分。営業時間は6:00～24:00。
☆購入日、交通手段……5/6。Peachひがし北海道フリーパス利用の傍ら、
　３時間貸しレンタカーを活用。

【赤平駅】<T23>
赤平市(人口約1.1万人)の駅。1913年開業。根室本線の駅。
市名の由来は「フレピラ・ワッカピラ」、
赤い岩・水崖の意味を持つアイヌ語から。
周辺都市と同様、産炭地として発展したが、1970年代から閉山が進み、
現在は遺構を活かした観光に注力している。
滝川<A21>から普通列車で約15分。

★ご当地入場券の発売場所……きっぷうりばで取扱。
　営業時間外は駅舎併設の赤平市交流センターみらいで取扱あり。
☆購入日、交通手段……9/20。旭川空港からレンタカー利用。

【芦別駅】<T26>
芦別市(人口約1.4万人)の駅。1913年開業。根室本線の駅。
市名の由来は「アシペッ」、灌木の川の意味を持つアイヌ語から。
石炭の採掘によって発展してきたが、閉山によって他都市と同様、
急激に人口を減らした。
赤平<T23>から普通列車で約16～18分。

★ご当地入場券の発売場所……きっぷうりばで取扱。
　上記以外にセイコーマート芦別北3条店でも取扱がある。
　芦別駅から徒歩10分弱。
☆購入日、交通手段……9/20。旭川空港からレンタカー利用。

【富良野駅】<T30>
富良野市(人口約2.2万人)の駅。1900年開業。根室本線と富良野線の接続駅。
町名の由来は「フラヌイ」、
臭くにおう泥土という意味を持つアイヌ語から。
現在の上富良野町の周辺から入植･開拓が進み、
拡張に従って分村を進めてきた歴史がある。
農業が中心の町となるが、北海道のほぼ中央に位置する立地と
ラベンダーやスキーといった観光資源を活かして、
観光地としても著名である。
鉄道で旭川・滝川・新得（一部バス代行）と結ばれているほか、
占冠村へは路線バスが設定されている。
芦別<T26>から普通列車だと30分ちょっと。
滝川<A21>からは１時間強といったところ。日中は本数僅少。
旭川<A28>からは普通列車だと約60～80分がめやす。
日中はおよそ２時間に１本の設定がある。

★ご当地入場券の発売場所……みどりの窓口で取扱。
☆購入日、交通手段……5/6。Peachひがし北海道フリーパス利用。
　富良野線沿いをレンタカーで旭川まで抜ける。