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命じられてなんかいない!たい焼き大使

冒頭から自作のたい焼きです!なかなか上手になりました。窯たきまくり工房は常に室温40℃以上だというのに、さらにアッチチ〜!とたい焼きの練習なんてしている場合ではないのではないか?自分でもあきれています。

おかげさまでありがたいことにミラノでの展覧会が3年連続でつづいています。来月の展示のためにぼちぼち旅立ちます。在伊から帰国後の15年はみっちり自設の工房を守りました。今でもいつストップせざるを得ない時がくるかわからない自転車操業アーティスト。それなのに年1~2ヶ月ミラノで生活するパターンは4年目となりました。すべて私の周りの人たちのおかげです。資金はかき集めた限りでキリキリ舞いで、以前のお弟子時代のように、師匠の家に住み込みます。

さて、冒頭のおいしそうな写真に戻ります。
今年はたい焼き大使です。(…なんて、誰にも命じられていません)

今年のお土産グッズをたい焼きモチーフでイラストレータの友人とつくったことから、この数ヶ月たい焼きに夢中なのです。「命じられてなんかいない!たい焼き大使」。

我が家の青年とイタリアから我が家にプチステイしていた青春の友人が、たい焼き+パロッタ新聞のTシャツをバッチリ着こなしてくれました。青春たちはなにを着ても爽やか。ちなみにお土産には大きめエコバッグをつくりました!

渡伊の理由は2つ。ひとつは展覧会、もうひとつは恒例の「旅する土鍋プロジェクト」ですが、そこでお礼の日本食をつくるときなど、今回はたい焼きにチャレンジしようと思うのです。

これから朝の工房では釉薬をかけて最終窯たきに入ります。個人輸出入のための梱包やインボイス作成やら、いやいや日本のお客さまへのご納品や、冬の展覧会のPRもそろそろ始まるのに、東京からいなくなるわけで大変に決まっています。自業自得。

写真「たい焼きの器」白化粧/磁器 
Cocciorino 地球のかけら


※主役である器でなくて、アトリエのなかの人の話題は、ころあいをみて「アトリエのなかのひとマガジン」(有料)に格納します。悪しからず。

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