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ピスタチオのドーナツとまるくまるくと願う展覧会 #まいにち土鍋

ピスタチオのドーナツを子が買ってきてくれた。「ホーカス・ポーカス」のドーナツだ。全てうまくいきますようにと呪文を唱えながらまるいドーナツを食べる。

スープ皿の把手を丸くしている理由はいくつかある。大きな指にも子どもも指にも使いやすいサイズを探求しつづけた。

それともうひとつ。我が子が3歳くらいのとき作品を見て「おいしそうな色やおいしそうな形が好き」と言っていた。それだ!と思った。


展覧会「道」

2000年代前半の作品


いよいよ本日11:00から、工房休止前の展覧会「道」がはじまる。なんとも自らのハードルを上げる決意表明をしたものだと、呆けている。つづけるのも苦労が多かったが、また立ち上がる「よっこらしょ」的なエネルギーはたやすいものではない。

展覧会を絶やさず続けてこられたのは、作家をマネージメントしてくれた幾名かのギャラリーオーナーまたは企画キュレーターのおかげだ。海の向こうから帰ってきた時、自分の目の前に「道」はなかった。その後、ギャラリーのオーナーやキュレータが企画展を持ちかけてくれたので、今の私がある。

今に至るには、試作が何度も重ねられた。

まるく、うまくいきますように。
まるい心で、過ごせますように。
みなさまの道につながりますように。


4月15日(金)
盛る「スープ皿コッチョリーノ」
ピスタチオのドーナツ 
Hocus-pocusホーカス-ポーカス

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