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帰れないじゃない、帰るんだよ

独断と偏見によるたまちゃん調べによると、共働き子育て世帯の勤務体系は以下が圧倒的に多い印象です。

・パパ→フルタイム勤務(フレックス活用)
・ママ→時短勤務


パパが時短してる家庭はあおたまさんち以外聞いたことがない


で、パパはフレックスで出社時刻を遅くし、保育園へ送り。
ママが時短勤務で退社時刻を早め、保育園へお迎え。

朝・晩で分担して、対等そうに見えますけど・・・


ママの負担の方が圧倒的に多いよね?と思っているわけです。(偏見)

だってさ、たいていパパは定時に帰ってないんですよ。残業(もしくは飲み会)してるんですよ。ソースはわたしの周りのパパたち。

つまり、ママはお迎えからのご飯・介助・お風呂・寝かしつけのフルコンボ。これ、ワンオペでやってるんですよね?負担重すぎて当然です。そりゃケンカするわ。


パパの悩み


そんなパパたちにも悩みがあるんです。
もしフレックスが使えない部署に異動してしまったらどうしようと。出社時刻が早くなり、朝の送りができなくなってしまうから、悩んでいるのです。

「これ以上妻に負担をかけられない。(←自覚はしてる)妻に転職してもらう理屈も通らないし。最悪、フレックスができる企業に転職するほかない・・」

・・・ん?
ちょ、ちょっと待って。


・・・パパがお迎え行けばいいんじゃないの?


「(仕事で)何かあったら帰れないじゃん…」


か・え・る・ん・だ・よおぉおぉおおおおお!!!!!!


妻に変わってブチギレそうになるのを理性で抑えつつ、笑顔で「いや、帰るんだよ^^」と伝えました。


パパが帰れない構造的な理由


よその家庭のパパさんをいじめたところで何も解決しないのは分かってる。
そして「それでも帰るだよ!」と精神論を説いたところで何の参考にもならないのも分かってる。


パパたちが「帰れない」と思う本質的な原因って何なんだろう。精神的な理由をChatGPTに聞いてみたよ。↓


自己実現の欲求:父親自身が仕事を通じて自己を実現し、自己成長を達成するという欲求がある場合、それが帰ることを阻止する要因になります。

経済的な不安:稼ぎ手として家庭を支えるプレッシャーにより、仕事を長時間行っていないと安心できない、もしくは仕事を通じてしか自身の価値を見出せないと感じている場合、それが帰ることを妨げる可能性があります。

過剰な責任感:プロジェクトの成功、チームのパフォーマンス、会社の成績等、多くのことを自身の責任と感じることで、帰ることが難しくなります。

職場の文化:働く時間が長いことが奨励され、短時間で効率的に働くことが見下される職場文化の中では、帰ることが難しいと感じる可能性があります。


ふむふむ・・・どれもそれっぽい。AIの意見ふまえて感想は2つ。

①いずれも社会的なプレッシャーに起因してそう。

社会的なプレッシャーとは、社会的な要請や期待、特に働き方に対するステレオタイプによるプレッシャー。たとえば、「男性は家庭よりも仕事を優先すべき」、「リーダーシップは長時間働くことを示すべき」といった社会的な期待。

なんかこれって・・・ママを苦しめる社会的なプレッシャーの裏返しでもあるよね。「女性は子どもを一番に優先すべき」とか。

いつの時代も我々を苦しめるのはステレオタイプ。

②境界線があいまいそう


次に思ったのが、境界線のもちかた。仕事と自分の間の境界線があいまいで、同一化しちゃってる。だから、「仕事を通じてしか自身の価値を見出せない」とか「仕事の多くのことを自身の責任と感じる」とかが生じてるんだと思うんですよね。

本当の自分がなくって、仕事=自分でやっと自己を確立できるんだろうな。仕事が楽しくて仕方がない、趣味の延長、娯楽のような働き方をしてる人は素敵ですよね。でも、ほとんどの人はそうじゃない。なんとなく与えられた仕事をして、続けているうちに好きになって、自己啓発本読んでやる気出して、、、自分を見失う。「あれ、自分って何したかったんだっけ?」


なんか書いてて切なくなってきた。。
とにかく、すぐには解決しない問題ってことはよく分かりました。


じゃあどうする


ごめんだけど、今のところの結論は精神論しかないんです。

「とにかく帰ろう。」

ひとり、またひとりと定時で帰るパパが増えることが、地味だけど確実な方法なんだと思うんです。働き続ける女性が少なかった時代から、育休を取って復職する女性が当たり前の時代に変われたように。パパだって絶対できるって。

女性と男性は違う?マイノリティーになりたくない?

じゃあさ、、、もう、

みんな、帰ろう。


子持ちも小無しも
おじさんもおばさんも
男性も女性も
独身も既婚も

なんかあったってなんもなくったって、帰ればいいじゃないか。

なんとかするのは経営者の仕事なんですって。
あなたの過剰な責任感は、経営者の思うつぼ。


厚生労働省も頑張って背中をおしてくれてるよ。(育児期だけじゃなくてすべての人に働き方を柔軟にしてほしいところですけどね。:最大限のイヤミ)


帰ろ・・・


おしまい

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