たまちゃん

時短勤務会社員の2児の母。自身の産後クライシス・メンタルダウンの経験から、夫婦間のひと…

たまちゃん

時短勤務会社員の2児の母。自身の産後クライシス・メンタルダウンの経験から、夫婦間のひとこと交換日記サービスの新規事業を開発中。

最近の記事

約束しなくても必ず会える関係

同じスイミングスクールに通いませんか、と誘われた。 もちろん、わたしではなく息子の話だ。 息子と仲の良いお友達のママ(つまりママ友)からのお誘い。 年長の冬になっても、定期的な習い事はひとつも通ったことがなかった。くっ・・・ついに、その時がきたか・・・と腹をくくった。 定期的に時間を固定されること。 2才児を連れながらの送迎。 習い事道具のお手入れ、管理。 ・・・しんどい。 限界ワーキングマザーは、 土日は少しでも体力回復に努めたい。 (つまり何もしたくない) しかし

    • 価値あるものをつくれているだろうか

      最近言及していませんでしたが🙏 絶賛、新規事業のプロトタイピングの トライアル中です。 夫婦間のコミュニケーションサービス、 LINEでできるずぼら交換ノートです。 開始して数か月が立ちましたが、 果たして、価値のあるものを作れているのだろうか。 意味のある活動をできているだろうか。 常に不安が付きまといます。 正直さみしくなったりもします。 先日、トライアル期間終了を待たずに アンケートに答えていただきました。 最後の項目。 「有料化しても使い続けますか?」

      • 3.11と大学生とリポビタンD

        大学の卒業式が中止になった。 計画停電でバイトの予定も当日に決まり、 ガソリンスタンドには長蛇の列が続き、 テレビをつければACのCMが流れ、 何をするにも「自粛」が要請された。 非日常を前に、私達は無力だった。 そんなとき、大学生協連で震災ボランティアが募集された。4泊5日、仙台駅集合・解散で参加費5000円。 私達には、時間があった。 現地の状況など分からないため 前日に大量の水を買い込み、 夜行バスで仙台駅に向かう。 仙台駅の景色は思いの外騒がしく、日常だっ

        • 「分かりやすい」と「思考させる」の両立

          CONTEXT DESIGN 著:渡邉康太郎の感想のたたき台を晒してみる。 谷川嘉浩さんの講座DAY2の課題本だ。 創造が生まれるプロセスを、「分かりやすさ」を軸に考察したい。 社会が弱い文脈で溢れたらいい、と著者は言う。弱い文脈とは、個人の解釈や結びつけられたエピソードのことだ。一方で、強い文脈とは作者の意図た広く認められている読解を指す。 なぜ、今の社会は弱い文脈で溢れていないのだろうか。言い換えると、なぜ、今の社会は強い文脈に溢れているのだろうか。 その理由は、

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        マガジン

        • ビジネス/キャリア
          52本
        • コミュニケーションとマインド
          73本
        • ママの孤独を解消したい
          38本
        • 子育ては親育て
          44本
        • 読書録
          18本
        • 生きづらさとのたたかい
          40本

        記事

          自責は罪滅ぼしにならない

          二才の娘が溺れた。 ただ静かに、誰にも気づかれることなく。 彼女のすぐそばには、腕の浮き輪が浮いていた。 その真横で、夫と息子は遊んでいた。 これが地獄か、と思うような構図だった。 私は、娘の名前を叫ぶことしか出来なかった。 なぜ、子どもたちを一人に任せてしまったのか。 なぜ、子どもたちを見れない場所に行ってしまったのか。 なぜ、浮き輪を信頼してしまったのか。 なぜ、なぜ、なぜ。 まもなく夫は異変に気付き、娘を抱き上げた。 彼女は飲み込んだ水を吐きだし、 呼吸を整え

          自責は罪滅ぼしにならない

          自己開示できない理由

          自己開示が苦手だ。 noteでは饒舌に自分語りするくせに、リアルの人間関係となったとたんに寡黙になる。(ほんとだよ) 「聞き役」といえば聞こえが良いが、 目の前の人間に自分を出すのが怖いだけだ。 だから、少しでも仲良くなれそうだと思った人に、引かれるほど自己開示してしまうことがたまにある。そして「なぜあんなことを言ってしまったのだろう」と猛烈に後悔する。 人との距離の測り方が下手くそなのだ。 なぜだろうか。 「誰もわたしのことなど興味ないだろう」 「嫌われたくない」

          自己開示できない理由

          創作は自意識沼からの脱出からはじまる

          谷川嘉浩さんのbook camp 「つくる」ことの探究〜デザイン科の哲学者と学ぶ創作体験〜DAY1に(アーカイブ)参加した。記憶の新しいうちに振り返りをしてみたいと思う。 講義の中で印象的だったインプット 創作は自己実現ではない 「そもそも創造性って何?」に応える試みがDAY1の課題本「熟達するエキスパートたち」ということだ。 本書の感想は以前投稿したが、今回改めて考えると、わたしに重要な意味を与えてくれたキーワードは「自己実現のためだけに作品制作をしているのではない

          創作は自意識沼からの脱出からはじまる

          ちゃんとした教育を受けてこなかった人

          note上での創作活動にて、ことばの使い方に頭を悩ませている。 今までは友達に話すように思いついたまま書き落としていた。すなわち、「正しい構造」の日本語を全く心がけていなかった。 例えば、倒置法である。 このように、書き言葉としては相応しくない表現を乱発してきた。 ことばは人となりを表す。 つまりわたしはその程度の人間であることを恥ずかしげもなく出していたことになる。(今さら) その程度なのでしょうがないじゃんねと開き直り、今まで通りの「たまちゃん」構文で突き進むの

          ちゃんとした教育を受けてこなかった人

          おひとりさまというご褒美と罪悪感

          非日常体験こそ、家族との関係性のちょうどいいバランスのとり方が見つけられるかもしれない、という話をします。 あんなにも育休中の孤独が辛くて、それを解決するために、夫婦間のコミュニケーションサービスを開発するに至ったにも関わらず、今は「孤独になりたい」なんて思ってます。だって人間だもの! 子ども達からの「ママー!ママー!みてみてー!」の絶え間ない要求。ええ、かわいいですよ。けれども150回/時で言われると気が狂います。 てことで!夫に子どもたちを託し、行ってきました!!!

          おひとりさまというご褒美と罪悪感

          慣れない雪かきで全身筋肉痛のみなさ〜ん、こんにちは〜!!!⛄️

          慣れない雪かきで全身筋肉痛のみなさ〜ん、こんにちは〜!!!⛄️

          振り返ることで創作ビジョンのしっぽをつかむ

          今月から、flier の新しいcampに参加します。 なんと、最近の推しの哲学者(←すごいパワーワード。言ってみたかった)、谷川さんの講座です。 今日は、DAY1の課題本である「創造するエキスパートたち」3・4章の要約(という名のメモ)と感想のたたき台を晒してみようと思います~。 要約本書は心理学者の横知早和子が、芸術家たちの創造と熟達について認知科学の観点から考察したものである。創造性研究者のチクセントミハイが提唱した観点「芸術的創造は問題解決ではなく問題発見であり、そ

          振り返ることで創作ビジョンのしっぽをつかむ

          わたしはこうして育休復帰に失敗した

          そろそろ、4月入園からの育休復帰が近づいてソワソワしている方が増えてくる時期だと思います。 わたしや友人、知人の経験を踏まえ、 「こうしておけばよかった」 「こうしなければよかった」 をまとめておきたいと思います。 といっても、ホットクック買おうぜ!とかいう短期的なものではなく、長期的視点での振り返りとなります。こういうの、あんまり無いかなと思いまして。 ぜひ、わたしたちの屍を超えていってください😇 免疫力を高めておけばよかった子どもの熱発は当然あったのですが、それよ

          わたしはこうして育休復帰に失敗した

          身銭を切ると本気度が上がる

          夫婦の交換ノートサービス、 プロトタイプをリリースします! (開発、なんとか終わった!) どんなサービスかというとこんな感じ。 会社の予算を使えるようになったので、 今度はもう少し規模を広げます。 今回は社内にユーザー募集をかけますが、 前回の超手作業プロトタイプにご協力くださったモニターさんたちにもご連絡したいなぁと。 今は絶賛、ココナラでご契約したデザイナーさんとチラシを作ってます。 やはりcanvaで手作りは限界でした😂 ええい!ままよ!と思い切って(正しくは

          身銭を切ると本気度が上がる

          機能的価値を入れた代名詞を考える

          夫婦のコミュニケーションサービスを開発中です。 1月から、ついに会社にお金を出してもらえるようになったので✨まずはプロトタイピングのユーザー集めをしようと、チラシやウェブサイト、アイコンなどの準備にいそしんでいます。 で、今回はサービスを一言で紹介するときの代名詞について。 いままでは、 夫婦のコミュニケーションサービス」って 言ってたんです。 でもさ。 「コミュニケーションサービス」って何? ってなるじゃないですか。 堅苦しくって、とっつきにくい。 本当は、もっと

          機能的価値を入れた代名詞を考える

          新規事業の挑戦ヒストリーを可視化した

          「可視化した」というか、 「可視化してもらった」が正しいです。 お話聞きサービスLivelyTalkの ホスト仲間であるなぽさん。 なんとグラレコができるんですよ…! ちょうど、新規事業に挑戦する理由を まとめた自己紹介代わりとなる 「一枚」が欲しかったので、 お話を聞いてグラレコしてもらいました。 じゃじゃーん!↓ 一人目育休時、孤立した子育て環境で インスタに社会的交流を求めたものの、 むなしさ・さみしさが解消されなかった。 さみしさが解消されない理由を考えると、

          新規事業の挑戦ヒストリーを可視化した

          2023年振り返り

          本年もよろしくお願いいたします。年も明けちゃったけど、昨年の振り返りを残しておこうと思います。 新規事業2023年1月にあった社内審査(部長級)を通過し、(ゆるゆると)進めてきました。ずっと壁打ちだった前半を超え、秋に入ってからは具体的にサービス開発・モニターさん募集など急加速できた印象。 机上で悩むよりまずは作って、使って、コメントをもらう方が確実に進みますね。そしてそのほうが「手触り感」があって、モチベーションも維持できる。もっと早く形を作っちゃえばよかったなと若干反

          2023年振り返り