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星の王子さまとサン=テグジュペリ

私は精神的に参ると童話など物語の世界に浸って現実逃避をします。
なんて言うか、退行現象みたいなもので「子供のころに戻りたい」のかな?って思います。夢のような物語が現実で、硬直した逃げ場の無い現実の方が夢。みたいに思わないとやってられない。っていうところです。
体質的に、タバコとかアルコールが合わないから、物語の世界に浸って嫌なことを見ないでやり過ごすのが私の回避パターンなのだと思います。
昔はマンガを読んで現実逃避していましたが、最近はマンガを読むと目が疲れる(ひどい横着ですね)ので、童話を読む感じ。

夢とか優しさとか、愛とか足りないものを物語を読んでチャージする。みたいな、そんなところだと思います。
特に好きな物語は「星の王子様」です。児童文学ですがいのちのことや愛のこと、友情のことについてとても大切なことがたくさん詰まっていて、何度でも読み返したくなります。
私の好みでは岩波少年文庫or新潮文庫、
それに、著者のアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ氏の人生にも惹かれるものがあります。

だいたいメンタルがやられているときに「星の王子様」を読むことがデフォルトなのですが、読んでいると何だか不思議な気分になります。

王子さまの星にある3つの火山が三分節とか、3つのグナ(サットヴァ・ラジャス・タマス)みたいに思えます。
有害なバオバブの樹はクリフォトの樹っちゅうことか?クリフォトという事は、やっぱり薔薇はローゼンクロイツっていうか、セフィロトの樹だな・・・みたいな、何の役にも立たない無駄な妄想を繰り広げています。

お話の舞台が砂漠なので、どうしてもアビスの砂漠=ダートを連想してしまうのです。普通にしていても脳内で勝手にカバラ変換しています。
何でもかんでもセフィロトの樹に見えてくる、聞こえてくるんです。いい物語を読むとノンアルコールでぶっ飛べるのでいい感じです。

サン=テグジュペリ氏の恒星パラン

サン=テグジュペリ氏のパランをサクッと見ると、ヘリアカルライジングがアルデバランです。これは…作家として大成功するのも納得。アルデバランのパランも何個かあるし、貴族の家系なので血筋が良いのもなるほど~。
ヘリアカルセッティングはアークトゥルス、教えて導く、架け橋を作る人みたいな感じで、アビスの深淵に架け橋を作る感じのイメージがあります。
現実的には飛行機の郵便パイロットとして新しい事業の先駆者みたいな面もあったみたいですが・・・。どうなんだろう?
で、気になるのが、アルデバランはオレンジ色、アークトゥルスは赤色の星なので暖色系。アルデバランは冬のダイヤモンドの一角を担う恒星で、アークトゥルスは春の大三角や春のダイヤモンドの一角になります。影響力が大きい感じ。

パランで目立つのがアンドロメダ座のアルフェラッツが多いこと。生涯自由に空を駆け巡り、最後も空の彼方に消えていったサン=テグジュペリ氏。
アルフェラッツが強く出ているな~って思います。
パランしている恒星がたくさんあるので、星に愛されて星を愛した人なんだと思います。
彼が残してくれた物語のおかげで、私を始めたくさんの人たちが星を夢見ていると思います。
夜空の星を眺めるたびに、金色の髪をした小さな王子さまがクスクスと笑っているのを思い出し、こころの中が温かくなるような、幸せな気持ちになっていると思います。