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ワクワクリベンジ読書のすすめ

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若い頃の「未読書」「不読書」の反省から、定年を過ぎ読み始めました。 「フランス革命関連」「ロシア」「群集心理」「社会的弱者」「日本らしさ」などをキーワードに、面白そうな本を選びな… もっと読む
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記事一覧

ワクワクリベンジ読書のすすめ~『キッチン』吉本ばなな著~

読みやすさと作品の関連性もあり、一気に『キッチン』『満月-キッチン2』と読み進めた。 「キ…

ワクワクリベンジ読書のすすめ~『タテ社会の人間関係』中根千枝著~

ゼミの必読書だった。そこまでは覚えているが恥ずかしい話、内容についてはまったく記憶がない…

ワクワクリベンジ読書のすすめ~『戦争と平和 第四部第二編』トルストイ著~

戦争が深まりをみせる中、ボルコンスキイ家・ロストフ家・ベズウーホフ家にフォーカスが向けら…

ワクワクリベンジ読書のすすめ~『「心の病」の脳科学』林(高木)朗子・加藤忠史著~

脳の話は複雑。 それでも家内が重度の高次脳機能障害を患っている中、自分なりに勉強をしてき…

ワクワクリベンジ読書のすすめ~『「甘え」の構造』土居健郎著~

50年以上も前に出版され、いまだ人気が衰えていない。 ある心理学テキストによると、「日本…

ワクワクリベンジ読書のすすめ~『戦争と平和』第三部第三篇 トルストイ著~

ほぼほぼ戦争中心の章であったが、やはり特筆すべきは、意識朦朧とするアンドレイ公爵の登場か…

ワクワクリベンジ読書のすすめ~『取材学』加藤秀俊著~

今から30年以上前、社長のパーソナルスタッフとして、社内外の情報収集・情報発信を仕事とする部署で仕事をしていた。が、あまりの出来の悪さからか、当時の直属上司から何冊かの書籍を勧められた。というか、読むように指示された。そのうちの一冊がこの著書である。 なんと初刷が50年前というロングセラー。 今の時代でも、情報収集の心構えとして十分に役立つ内容満載である。 印象的なのは「材料七分、腕三分」「もの知りにきく」「対談に学ぶ」という記載。個人的には、どれも現役時代を彷彿させる、

ワクワクリベンジ読書のすすめ~『ワンダフル・ライフ』丸山正樹著~

「創作のあり方」「障害のとらえ方」について深く学ぶことができた。 そもそもこの作品は、頸…

ワクワクリベンジ読書のすすめ~『戦争と平和 第三部第二篇』トルストイ著~

戦争モードに入った中で、登場人物の心の動きが興味深く感じる章だった。 敗北を目の当たりに…

ワクワクリベンジ読書のすすめ~『名文どろぼう』竹内政明著~

著者は、読売新聞のコラム「編集手帳」の6代目の執筆者である。2001年から2017年までの長きに…

ワクワクリベンジ読書のすすめ~『しぐさの日本文化』多田道太郎著~

「日本人らしいしぐさにみる日本文化」をテーマにした内容と思っていたが、実は「何気ない日常…

ワクワクリベンジ読書のすすめ~『戦争と平和 第三部第一篇』トイルストイ著~

場面・登場人物がいろいろ変わる章だった。 戦時色が強まりロシア全体のナショナリズムが高ま…

ワクワクリベンジ読書のすすめ~『天平の甍』井上靖著~

日本史に必ず出てくる遣唐使。彼らの生きざまや中国の高僧・鑑真を日本に招くまでの苦難を描い…

ワクワクリベンジ読書のすすめ~『読書する人だけがたどり着ける場所』齋藤孝著~

齋藤先生の書籍を読むのは、これで何冊目だろうか。特に読書について書かれたものは特に好んで選んでいる。 今回も、興味深いタイトルに引かれた。 本を読むことから得る有益性について書かれている。 その中で「思考力を深める本の読み方」というアドバイスが。印象的だった 読書で思考力を磨く、ということ。そのための方法論がとてもおもしろい。 例えば「思考の浅い・深いは『読書感想文』でわかる」というメッセージ。 正直言って、読書会をはじめ、さまざまなタイミングで読書感想文を書いている自分