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世界はまだまだ面白い!#49 葬儀・法要

今日は、午前中に母の「三回忌法要」、午後に義母の「お通夜」があります。おそらく、私の知る限りでは、「葬儀・法要」にこれだけ多額の出費がかかるのは日本だけです。

仏式の場合、お通夜、告別式、初七日~七七日(四十九日)、納骨、百か日、一周忌、三回忌・・・という流れが延々と続きます。さらに、次から次へと、新しく、親戚が亡くなるたびに、同じ流れが時間差で加わっていくので、毎月誰かの法要があると言っても過言ではない無限ループ状態になります。高齢化が進む現代においては主催者側も全員高齢者で、自分が経済的に大変な状況であるにも関わらず、自分以外の法事・法要に大変な出費がかかるという恐ろしい状況が待っています。次から次へと新しいループも増えていきます。

しかも支払いは多くの場合容赦なく現金です。ATMの引き出しは、一般的に50万円が限度ですが、こんな少額では全く足りません。お坊さんにお経を読んでもらう「お布施」に50万円、安い基本プランの家族葬になんだかんだ一番安いオプションを加えていくと最低でも150万円、他にもいろいろ出費(お車代、お膳代、心づけ)が出てくるでしょうが、200万円の現金がすぐに必要です(通夜、告別式のみ)。この後、いろいろな法要が続き、そのたびに、最低でも1回当たり、30万円程度は必要です。

罰当たりにも、お金の話ばかり書いてしまいましたが、現実です。私は、死んだら、十分な死亡保険金が入るので、子供達には迷惑をかけることはなさそうですが、最近、「死亡保険」とか「お葬式」のTVCMを良く目にするのは私だけでしょうか。。


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