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世界はまだまだ面白い!#25 学校

昨日、長男と孫と昼食をする機会がありました。長男は、孫の教育について真剣に考えているようでした。

日本を含む、アジアの一部の地域では、「有名な学校」に入れる事に関心が高い傾向があります。私は、欧米各国と日本で、採用面接に携わることが少なからずありましたが、大きな違いが二つありました。一つ目は、欧米では、有名な大学を出ていても、大学名を言わない、日本では、有名大学の場合は、こちらが聞かなくても自分から言う事が多い(経験上、国立では、K大、H大、私立ではK大)。二つ目は、大学で何をしたかの質問には、欧米では、経済、マーケテイング等の専門分野についての自分の見解を述べる、日本では、車部、ボート部などの部活動での話をする。
一概に、どちらがどうという事は出来ませんが、何かを勉強しようとして大学に入り、勉強した何かを自分の仕事に繋げたいという傾向が欧米では見られ、「個」としての戦力を考えた場合は欧米に軍配が上がります。大学を卒業するのも結構大変なので、その「学位」には力があります。欧米では、ジョブ・デスクリプションがはっきりしている事にも由来するのかもしれませんが、国際人として活躍するには、X大のXクラブです、では通用しません。

サラリーマンは、42㎞(42年)走り切るマラソンランナーなので、「学校」で何をするのかをよく考えて、一番大事な「就活」に備えてください。中高6年、大学4年、サラリーマンは42年と4倍以上の長い道のりです。

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