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世界はまだまだ面白い!#51 距離感

娘が香港から帰国後2週間過ごした小さなホテルの部屋を後にして、昨日「引越し」をしました。私と家内も荷物運びの手伝いに行きました。新居の賃貸マンションは小さなこぎれいな部屋で娘は喜んでいます。

総務省の調査では、65歳以上の総人口に占める割合は4分の1と世界で最も高く、さらに東京では65歳以上の4分の1が1人暮らし、いわゆる「独居老人」です。家内か自分が「独居老人」になって何かあった時には、近親者がそばにいる事が望ましいと思いますが、すぐに駆けつけてくれるかどうかは別にしても、娘の家から「door to door」で30分以内の「距離感」は安心です。長男も次男も1時間以内ですから何とかなるでしょう(来てくれれば(笑))。

最近、警備会社の「高齢者の見守り」のTVCMを良く目にするので、社会問題化しているのだと思いますが、私は、有事の際に、「自分が駆け付けられる距離感」も大事にしています。10年ほど前に親父を亡くしましたが、当時ロサンゼルスにいて、どんなに頑張っても間に合いませんでした。家族は最小限の社会的単位なので、出来れば近くに住んでいた方が何かと安心です。

家族との「物理的な距離感」も大事ですが、家族との「精神的な距離感」も大事にしないといけません。物理的には1時間でも、精神的には1年では困りますから。。

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