【「時間がない」のは何故か?対処法は?】
こんにちは、たまやまです。
今回は【「時間がない」のは何故か?対処法は?】をテーマにします。
意識高い系のネタです。
サラリーマンの人、学生の人、みんな時間がありません。
常に何かに追われて、忙しなく生きています。
時短ライフハックを紹介してもいいのですが、今回はより本質的な「時間がない理由」とその対処法について考えていきます。
結論として、時間がないのを解消するには「時間が有限だと納得し、真にやりたい重要なことだけを選び出して、やるタスク自体の数を減らすこと」が解決策だと思っています。
①人類は進化しているのに、なぜ今だに時間がないのか?
そもそも、人間がパートタイムの仕事で縛られるようになったのは産業革命からです。
上記は『サピエンス全史』の一節で、産業革命により工場で決まった時間を働く必要が生まれ、目に見える時間と場所に縛られるようになり、それが様々な職場へと波及したとのことです。
また、『雇用・利子および貨幣の一般理論』で知られる経済学者のケインズは、1930年に予言と称されることを講義で述べました。
「百年後、一日に3時間働けば十分に生きていける社会がやってくる」
今を生きる我々からすればこの予言は大ハズレの訳ですが、とても不思議だとは思いませんか?
スマホがほぼ必携のアイテムになり、ITインフラの整備によって瞬時に連絡が取れるようになって、目の前の高性能PCを利用して日々のタスクに取り組んでいる。
「パーキンソンの法則」をご存知でしょうか?
「仕事の量は時間を満たすように増える」という法則のことです。
これに従うと、業務が効率化しているはずなのに、よく分からん仕事が増えているという理由も分かります。
空いた時間にとにかく仕事をぶち込まれているわけですね。
②「時間がない事実」を受け入れることから始める
仕事が忙しいのはしょうがない、分かった。
じゃあその他の時間はどうか?というと、これまた逼迫せざるを得ない状況なわけです。
我々の日常は、生活上のタスクにも追われています。
有用な家電が生まれたけれども生活水準も一緒に上がったので、結局満足するためには時間をたくさん使わなければならないのです。
創作者にとって「ぼーっとする」のは大事なこと。
アイディアがひらめく可能性が高いのはそういう時です。
生産性が求められる現代社会において、ぼーっとする時間が最も希少なのは何とも皮肉な話ではありますが……。
我々はどうしても、時間が無限にあると勘違いしがちです。
あまりにも「死」からの距離が遠いからです。
無限にあると想像することで、なんか気分が晴れやかになる。
「この仕事が落ち着いたらアレをやるんだ……」
「このタスクを終えたら、ずっとやりたかったことをする……」
全てのことをしようとするならば、真にやりたいことをやる時間は永遠に来ません。
本質的な人生を賭けるに値するタスクほど、先延ばしにされてしまいます。
なぜなら、そのようなタスクにかかる労力は膨大で果てしなく大変であり、目の前の些事をして何かをやっている気になったほうが気持ちいいからです。
24時間しかないのに、既にパンパンな日常生活へ追加でやりたいことを入れようと思っても入れられるわけがありません。
時間の有限性を認識するところから始めるべきです。
③「本当に大事なこと」に集中し、それ以外を捨てる
有限である時間の中で、やりたいことをやるにはどうすればいいか?
今まで行っていたタスクの中からどうでもいいことを捨て、やりたいことに置き換えるしかありません。
やりたいことだけを選び取る思考法を取り入れるしかないのです。
だって、時間は限られているのですから。
そして、やりたいことから目を背けないこと。
矛盾しているようですが、やりたいことをやらないでおくことで人間は安心できます。
なぜなら、やってしまうことで未来を確定させるのが怖いからです。
例えば、小説を実際に書かなかったら「私は小説を上手く書けるはずだ。時間がないから書けないだけだ」という夢想に浸ることができます。
「時間がない」を言い訳にして、自分の無限の可能性を信じることができるのです。
おわりに
今回は【「時間がない」のは何故か?対処法は?】というテーマで雑談しました。
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たまやまが泣いて喜びます(´;ω;`)
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